コンテンツのタイプ

BigFix では、コンテンツに基づいています。コンテンツの総称用語は、ターゲットに配布するデータ、またはターゲットで実行する命令、またはターゲットで実行する照会を表す場合があります。

BigFix 実装環境は、以下のさまざまなタイプのコンテンツに基づいています。
アクション
アクションは選択されたターゲットで実行されるスクリプトです。アクションは、ポリシー違反および機密漏れの修正、構成ステップの実行、または一般に、ターゲットに対する操作やコマンドの実行のために使用されます。Fixlet、タスク、およびベースラインにはアクションが含まれ、それらの修復作業はアクションによって実行されます。

アクションについて詳しくは、アクションを参照してください。

Fixlet
Fixlet とは、ターゲット・システムの BigFix エージェントがその状況を判断し、脆弱性やポリシー・ルールの非準拠といった問題を特定し、解決のための修正アクションを実行するために使用する指示が記述された文書のことです。

Fixlet について詳しくは、Fixlet とタスクを参照してください。

タスク
タスクとは、ターゲット・システムの BigFix エージェントが、コマンドや構成アクティビティーをローカルで実行するために使用する指示が記述された文書のことです。

タスクについて詳しくは、Fixlet とタスクを参照してください。

ベースライン
ベースラインは、Fixlet とタスクのデプロイメント・コンテナーです。1 つ以上のターゲットに対して、コンテンツ・セットを同時に適用する場合に使用できます。コンテンツは、ベースラインの記述で指定されたシーケンスに基づいて適用されます。例えば、ベースラインは以下を含む場合があります。
  1. 製品をインストールするための Fixlet。
  2. 製品を必要なレベルへアップグレードする Fixlet。
  3. インストールされた製品を構成するタスク。
ベースラインがデプロイされる際、所定のシーケンスに従ってコンテンツが適用されます。

ベースラインについて詳しくは、個のベースラインを参照してください。

分析
分析はプロパティー式のコレクションであり、オペレーターはこれを使用することで、ネットワーク上のBigFixクライアント・コンピューターの各種プロパティーを表示および要約できます。

分析について詳しくは、分析を参照してください。

これらのタイプのコンテンツには、BigFix コンソールからアクセスできます。BigFix スイートに属する各アプリケーションは、これらのコンテンツを使用してアクティビティーを実行します。ユーザーは、独自のニーズを満たすように、カスタム・コンテンツを作成することができます。例えば、カスタム Fixlet を作成して、独自に開発したアプリケーションにパッチを適用したり、ポリシー・ルールを適用したりすることができます。カスタム・コンテンツを作成するには、特定の許可が必要です。

コンテンツはコンテンツ・サイトにあり、適時、自動的に更新されます。利用可能なコンテンツ・サイトのセットは、購入した BigFix 製品ライセンスによって異なります。コンテンツ・サイトへのアクセスについて詳しくは、ポストインストール手順を参照してください。必要な許可を持っている場合は、独自のカスタム・コンテンツ・サイトを作成し、カスタム・コンテンツを収集することができます。