サンプル・アーキテクチャー

サンプル・アーキテクチャーは、ご使用の環境の計画を立てるのに役立ちます。

標準的なインストール済み環境には、インターネットから Fixlet を収集する BigFix サーバーが少なくとも 1 つ存在します。これらのメッセージは、コンソール・オペレーターで表示したり、リレーに配信したりできます。リレーは、クライアントにデータを転送します。各クライアントはそのローカル・コンピューターを検査し、関連する Fixlet をリレーに折り返し報告します。リレーは、そのデータを圧縮してサーバーに返します。

コンソールはこのアクティビティーを監視します。サーバーに接続し、ビューを定期的に更新して、ネットワークに関する変更または新しい情報を反映させます。脆弱性が見つかった場合は、コンソール・オペレーターは該当するコンピューターを対象としてパッチやその他のフィックスを適用します。該当するすべてのコンピューターにフィックスが配信され、1 台ずつバグと脆弱性を解消していく進行状況を、ほぼリアルタイムで追跡できます。

BigFix は、遠方のオフィスに VPN を介して接続できる柔軟性があるほか、在宅勤務者や外回りの営業スタッフが、DMZ 内のファイアウォールで保護されたリレーにインターネットを介して接続することも可能にします。このシンプルな階層は拡張と深化が可能であり、実質的にあらゆるサイズのネットワークに対応することができます。