Quality Center の設定
最初に汎用の障害追跡システム設定として HP Quality Center を有効にしてから、「Quality Center」タブで個別設定を指定する必要があります。
サーバー URL
Quality Center サーバーの URL。 http://<hostname>:<port>/qcbin/
や https://<hostname>:<port>/qcbin/
など。
ユーザー名 (オプショナル)
Quality Center にログインするためのユーザー名。
パスワード (オプション)
ユーザー名を入力した場合は、そのユーザー名に対応するパスワードを入力します。
ドメイン
接続先の Quality Center ドメイン。
プロジェクト
接続先の Quality Center プロジェクト。
自動ログイン
true の場合、AppScan® ソース は、検出結果の送信時にログイン情報を要求するプロンプトを表示せず、「設定」で指定されたデフォルトの資格情報を使用してログインします。false の場合、ユーザーは検出結果を Quality Center に送信するたびにログインする必要があります。
自動送信
true の場合、新しい障害を送信するために使用するダイアログ・ボックスは検出結果の送信時に表示されません。AppScan Source for Analysis は、「設定」で指定された「デフォルトの障害プロパティー」を使用します。false の場合、検出結果の送信時に、障害情報 (重大度、優先順位、障害タイプ、ステータスなど) の入力を求めるプロンプトが表示されます。
以前に送信した検出結果の再送信
Quality Center に送信された検出結果には、Quality Center の障害情報 (障害 ID、送信したユーザー、送信日) でタグが付けられます。デフォルトの場合、AppScan ソース は、 同じ検出結果を 2 回以上再送信することはありません。これにより、複数の検出結果を Quality Center にディスパッチして、新しい検出結果だけを Quality Center データベースに入力できます。このオプションを選択すると (true)、送信済みの検出結果を Quality Center に再送信できます。
各検出結果を個別のバグとして送信
複数の検出結果を 1 回の操作で送信するときには、すべての検出結果を単一の Quality Center 障害として送信するか、個別の AppScan ソース 検出結果ごとに別個の Quality Center 障害として送信するかを選択できます。このチェック・ボックスを選択してフラグを true に設定すると、個々の検出結果ごとに個別の Quality Center 障害が作成されます。フラグを false に設定すると、一括送信の一部として送信するすべての検出結果に対し、1 つの Quality Center 障害が作成されます。
バグ概要の自動生成
true の場合、AppScan ソース は、Quality Center に送信するための障害の概要を自動的に生成します。この概要では、障害に含まれる検出結果の数および検出結果のタイプ (Validation.Required
など) が示されます。
false に設定すると、新しい障害を作成する際に開くダイアログ・ボックスに、障害の送信時に入力する「概要」フィールドが表示されます。
バグ・フィールドの自動ロード
デフォルト設定は true です。このチェック・ボックスを選択すると、AppScan ソース は、Quality Center 内の現在のユーザーおよびグループ設定に基づいて、Quality Center データベースから障害フィールド定義を自動的にロードします。false の場合、 AppScan ソース は、新規障害の作成時に開くダイアログ・ボックスに、Quality Center からの障害フィールドを表示しません。
デフォルトの障害プロパティー
さまざまな Quality Center 障害属性のデフォルト値を設定するには、Quality Center の設定タブの「デフォルトの障害プロパティー」をクリックします。デフォルト値は、送信時に「新規障害」ダイアログ・ボックスに事前に取り込まれるか、「自動送信」設定が選択されている場合には Quality Center に自動的に送信されます。