レポート・パックとレポートを使用したタブの追加

ダッシュボードでは、レポート・パックからのデータを要約するためのコンテナーとしてタブが使用されます。

始める前に

Learn more about dashboard tabs: 以下の情報を理解する必要があります。
  • データをダッシュボードに提供するフォルダーにレポート・パックを追加した場合は、ダッシュボードが実行される前に、追加したレポート・パックを実行する必要があります。これを行わないと、ダッシュボードのデータが最新状態になりません。
  • 複数のレポート・パックで同じ問題がカウントされている場合は、これらの問題が複数回カウントされている可能性があります。その結果、ダッシュボードの数値が増えてしまい、不正確になります。

個々のレポート・パックを追加するか、選択したフォルダーに含まれるすべてのレポート・パックを追加することができます。ダッシュボードに表示できるレポートはレポート・パックによって決定されますが、表示するレポートと表示しないレポートを選択して、この数を減らすことができます。また、レポート・パックをダッシュボードで使用する前にフィルタリングすることもできます。例えば、レポート・パックでエクストラネット上のリンク切れをすべて表示したり、ジョブやフォルダーを基準としてレポート・パックをフィルタリングし、イントラネット上のリンク切れをすべて表示したりすることができます。

ダッシュボード用のレポートを選択する場合は、重複するレポートを選択しないでください。そうしないと、以下のように問題の合計が増えてしまい不正確になります。
  • 例えば、「セクション 508 準拠」レポートに問題が 60 件、「Web Content Accessibility Guidelines 1.0 Compliance」レポートに問題が 60 件表示されているとします。これらの両方をダッシュボード・タブに含めると、問題の合計は 120 件になります。しかしながら、両方のレポートに同じ問題について述べた規制が含まれているため、実際の合計はこれよりも少なくなります。

手順

  1. ダッシュボードの「タブ」ページに移動し、「作成」アイコン (作成) をクリックします。
  2. 「タブの作成」ページで、「名前」にわかりやすいタブ名を入力し、必要に応じて「説明」にタブの説明を入力します。
  3. タブのタイプとして以下のいずれかを選択して、「作成」をクリックします。
    • グラフィカル概要: グラフィカルな概要を見るには、このタイプのダッシュボードを使用します。使用可能なグラフィカル概要タブのタイプは、使用している製品によって異なります。
    • モジュールごとの詳細情報 (いくつかのレポート・パックを対象として多数のレポート・タイプ別に問題を表示する場合は、このダッシュボード・タイプを使用します。)
    • レポート・パックごとの詳細情報 (このタイプのダッシュボードは、少数の問題セットに焦点を絞ったビューを提供します。例えば、組織で使用しているレポート・パックが数百個あり、まずリンク切れを修正してから他の問題に対処する場合などに選択します。)
  4. 「レポート」ページで、ダッシュボードにデータを提供する個々のレポートを選択し、「保存」 > 「保存」をクリックします。
  5. (オプション) デフォルトでは、ダッシュボードのフォルダー (およびすべてのサブフォルダー) 内のレポート・パックがこのダッシュボード・タブに自動的に含まれます。特定のレポート・パックまたはフォルダーを選択して、このダッシュボード・タブに提供するには、「レポート・パック」ページに移動し、「レポート・パックを手動で選択」チェック・ボックスを選択して「適用」をクリックしてください。リストが空の場合、「追加」アイコン (作成) をクリックして、それらをリストに追加します。
    注:
    1. 「テンプレート」フォルダー内で作成されるレポート・パックは、すべてダッシュボードから除外されます。
    2. タブを削除する場合、ダッシュボードを再実行してそのコンテンツを更新します。

次のタスク

ダッシュボードへのユーザーの追加