IPA ファイルの作成
IPA ファイルとは、iOS アプリケーションを保管する iOS アプリケーション・アーカイブ・ファイルのことです。ASoC でスキャンできる IPA ファイルを作成するには、以下のいずれかのメソッドを使用します。
このタスクについて
.app
バンドルから IPA ファイルを作成する際の 2 つの方法について説明します。最初の方法が推奨されます。シミュレーター・バージョンはサポートされていません。アップロードするアプリはデプロイメント・バージョンでなければならないことに注意してください。アプリのデバッグ・バージョンの作成
出力にデバッグ情報が組み込まれるため、この方法が推奨されます。この情報はスキャン時に ASoC で役立ちます。手動でアプリケーション・フォルダーを圧縮し、ファイルの拡張子を ZIP から IPA に変更します。
重要: Xcode でアプリケーションをビルドする場合は、ビルド用のターゲット・デバイスとして「Generic iOS Device」を選択してください。
手順
- 「Payload」という名前のフォルダーを作成します。
-
.app
バンドルをこのフォルダーにコピーします。 - このフォルダーを ZIP ファイルに圧縮します。
-
ファイル拡張子を
.zip
を.ipa
に変更します。
アプリのデプロイメント・バージョンの作成
Archive ユーティリティーと Export オプションを使用して、Xcode で IPA ファイルを作成できます。この方法は簡単に使用できますが、コードが最適化されるため、デバッグ情報が含まれません。この情報は、スキャン時に有用な情報を ASoC に提供できます。
重要: デプロイメント・バージョンの作成時、以下の手順を使用することが必要 です。「iOS App Store Deployment」オプションを使用して App Store 用に作成されるデプロイメント・バージョンは、サポートされていません。
手順
- Xcode でプロジェクトを開きます。
-
「Product」メニューで、「Archive」を選択します。
注: 「Archive」オプションが無効な場合、「Run Destination」メニューでシミュレーターの代わりに iOS デバイスを選択するようにします。
- 「Export」を選択します。
- 「Save for Development Deployment」を選択して、「Next」をクリックします。
- 開発チームを選択して、「Choose」をクリックします。
- 「Device Support」で、「Export one app for all compatible devices」を選択して「Next」をクリックします。
- エクスポートの場所を選択して、「Export」をクリックします。