レガシー AppScan プレゼンス

このセクションでは、AppScan プレゼンス のレガシー・バージョン、V1 について説明します。このバージョンのサポートは 2022 年 10 月 1 日までです。

レガシー AppScan プレゼンス (V1) には 2 つのコンポーネントが含まれます。プライベート・サイトをスキャンするためのプライベート・サイト・サーバーと、独自の機能テストの一環としてスキャンを組み込むためのプロキシー・サーバーです。DAST プロキシーが必要な場合は、このバージョンを使用する必要があります。そうでない場合は、現在のプレゼンス (V2) をダウンロードして使用することをお勧めします。
プライベート・サイト・サーバー

インターネットからアクセスできない Web アプリに対してスキャンを実行できるようにするには、Web アプリまたはバックエンド・サーバー、およびインターネットにアクセスできる AppScan Presence を作成する必要があります。その後は、動的スキャンの通常の手順に従います。プロキシー接続がサポートされています。

プロキシー・サーバー

DevOps の世界では、Web アプリの機能テストのプロセスにセキュリティー・スキャンを組み込む機能の重要性が増しています。自動化フレームワーク (Selenium など) を使用する場合、既に作成済みのスクリプトを利用して、個別の要件に合ったスキャンを作成できます。自動化フレームワークから Web アプリへの要求は、プロキシー・サーバーのプロキシーを経由して送信されます。このサーバーはトラフィックを記録し、それを .config ファイルとして保存します。次に、そのファイルをアップロードして、Application Security on Cloud がそれをスキャン用の探査データとして使用できるようにします。.config ファイルを作成するため、自動化サーバー・プロキシーを経由してトラフィックを手動 で送信することもできます。