ユーザー・データからのフィールド値のプレビュー

フローチャート内のプロセスを構成するときには、「プロファイル」機能を使用してフィールド値をプレビューできます。この機能を使用すると、ユーザー・データのフィールドに入っている実際の値を表示することができます。マップされたデータ・ソースの任意のフィールドをプロファイルできます。ユーザー定義フィールドをプロファイルすることもできます。

始める前に

フィールドをプロファイルするための適切な権限が必要です。この機能へのアクセスに関する疑問点がある場合は、担当のシステム管理者に確認してください。また、管理者はフィールドがプロファイルされないようにできることにも注意してください。オーディエンスでもあるフィールドをプロファイルしようとすると、オーディエンスのプロファイル処理によって多数のレコードが返されてパフォーマンスに影響が出る可能性があるため、警告が表示されます。

このタスクについて

フィールドをプロファイルするとき、例えば、「選択」プロセス用の照会を作成するために、現在の操作に使用する値を表示および選択することができます。

「プロファイル」機能は、値のリストを表示するだけでなく、選択されたフィールドでのそれぞれの値の発生頻度も示します。この情報を使用して、目的のコンタクトをターゲットとしていることを確認できます。カウントが事前集計されていない限り、現在のセル内にあるレコードだけがカウントに含められます。

手順

  1. フローチャートを編集用に開き、プロセスの構成を開始します。
  2. 選択プロセス、抽出プロセス、セグメント・プロセスなど、「プロファイル」ボタンを含んでいるプロセスの構成ダイアログで、プロファイルの対象となるフィールドを選択します。
  3. 「プロファイル」をクリックします。 Campaign によって、選択したフィールド内のデータがプロファイルされます。プロファイルの進行に合わせてカテゴリー・フィールドと頻度カウント・フィールドが更新されます。

    すべてのカテゴリーが処理されてカウントが完了するように、プロファイル処理が終了するまで待ってから、処理結果を使用してください。

    選択したフィールドのプロファイル

タスクの結果

プロファイルが完了すると、「選択したフィールドのプロファイル」ダイアログに次の情報が表示されます。

  • 選択されたフィールドの値のリスト (「カテゴリー」列に表示) と、その値を持つ ID の対応する件数Campaign は、値をカテゴリー別にまとめてグループ化し、サイズがほとんど同じである複数のセグメントを作成します。カテゴリーのデフォルトの最大表示数 (値ごとの階級) は 25 です。カテゴリーの最大数は変更できます。
  • 「統計情報」ペインには、ID の合計件数と、そのフィールドのデータに関する以下のような詳細情報が表示されます。
    • 検出された NULL 値の数。
    • そのフィールドのカテゴリー (値) の総数。
    • そのデータの統計的な値 (平均値、標準偏差値、最小値、最大値など)。
      注: 「平均」「標準偏差」「最小」「最大」は、ASCII フィールドでは使用できません。テキスト・フィールドをプロファイルすると、これらの値はすべてゼロで表示されます。