フィールドによるデータのセグメント化

セグメント・プロセスを使用し、フィールドの値に基づいてデータをセグメントに分割できます。データベース表のフィールドによりデータをセグメント化する場合、そのフィールド内の個別の各値によって別個のセグメントが作成されます。

このタスクについて

フィールドによるデータのセグメント化は、フィールド内の値が、作成するセグメントに対応している場合に非常に便利です。例えば、4 つの異なる地域の顧客に別個のオファーを割り当てるとします。顧客データベースには、各顧客が属している地域を示す region という名前のフィールドが含まれています。region フィールドでセグメント化し、4 つの地域セグメントを作成します。

手順

  1. フローチャートを編集用に開きます。
  2. セグメント・プロセス 大括弧で囲まれた頭 をパレットからフローチャートにドラッグします。
  3. 少なくとも 1 つの構成済みプロセス (選択プロセスなど) を入力としてセグメント・プロセスに接続します。
  4. フローチャート内のセグメント・プロセスをダブルクリックして、「セグメント・プロセス構成」ダイアログを開きます。

    セグメント・プロセスに接続されたプロセスのセルは、「入力」リストに表示されます。

  5. 「セグメント」タブで、「入力」リストを開き、セグメント・プロセスへの入力を選択します。複数のセルを選択するには、「入力」リストの横にある省略符号ボタンを使用します。
  6. 「データ・フィールドで作成」を選択し、ドロップダウン・リストを使用して、セグメントの作成に使用するフィールドを選択します。例えば、地域でセグメント化するには、region フィールドを選択します。

    「プロファイル」ダイアログが開き、IBM® Campaign がすぐにフィールド値の確認を開始します。フィールド値のプロファイルによって、Campaign は作成するセグメントを判別できます。

    このダイアログについて詳しくは、ユーザー・データからのフィールド値のプレビューを参照してください。

  7. すべてのセグメントが適切に作成されるように、プロファイル作成が終了するのを待ちます。「OK」をクリックして、「プロファイル」ダイアログを閉じます。

    「セグメント数」フィールドと「セグメント名」のリストは、「データ・フィールドで作成」で選択されたフィールドのプロファイル結果に基づいて更新されます。例えば、「A」と「B」という 2 つの値を持つ「Status」という名前のフィールドでセグメント化を行う場合、「Status_A」と「Status_B」という 2 つのセグメントが作成されます。

  8. オプションで、セグメント名の編集、最大サイズの調整、相互に排他的なセグメントの作成、または抽出テーブルの作成を行えます。設定可能なオプションについて詳しくは、以下のトピックを参照してください。
  9. 「OK」をクリックして選択内容を保存し、「セグメント・プロセス構成」ダイアログを閉じます。

    これで、プロセスが構成されました。予期される結果をプロセスが返すかどうかを確認するために、プロセスをテストできます。