セグメント・プロセス: 「セグメント」タブ

「セグメント・プロセス構成」ダイアログの「セグメント」タブを使用して、着信データを個別のグループまたはセグメントに分割する方法を示します。

次の表は、「セグメント・プロセス構成」ダイアログの「セグメント」タブのコントロールについて説明しています。

表 1. 「セグメント」タブ

制御

説明

入力

セグメント・プロセスへの入力を指定します。ドロップダウン・リストには、セグメント・プロセスに接続されたプロセスのすべての出力セルが含まれています。入力を複数選択する場合は、「複数セル」を選択します。

データ・フィールドで作成

データのセグメント化に使用するフィールドを指定します。データは、選択されたフィールドに存在する値を使用してセグメント化されます。フィールド内の個別の各値によって、別個のセグメントが作成されます。例えば、値 A、B、C が含まれている 1 つのフィールドは、3 つのセグメントになります。

プロファイル

「プロファイル」ダイアログを開きます。このウィンドウでは、選択されたフィールド内のレコードの値および配布を計算します。フィールドでセグメント化する場合にのみアクティブです。フィールドを最初に選択した後に任意の時点でそのフィールドを再プロファイルするには、「プロファイル」をクリックします。

ユーザー定義フィールド...

フィールドでセグメント化する場合にのみアクティブです。新しいフィールドを作成できるように、「ユーザー定義フィールドの作成」ダイアログを開きます。

照会で作成

作成した照会に基づいてデータをセグメント化します。

セグメント数

照会でセグメント化する場合にのみアクティブです。作成するセグメントの数を指定します。デフォルトでは、「Segment1」、「Segment2」、および「Segment3」というデフォルト名を使用して 3 つのセグメントが作成されます。「セグメント数」フィールドに 1000 より大きい値を入力することはできません。これは、フローチャートに作成できるセグメントの最大数が 1000 であるためです。

フィールドでセグメント化する場合、「セグメント数」フィールドは、選択されたフィールドのプロファイル結果に基づいて更新されます。セグメント数は、フィールドで検出される値によって異なります。

データの重複を許可しない

セグメントを相互に排他的にするかどうかを指定します (すなわち、条件を満たす各レコードが 1 つのセグメントにのみ配置されることが保証されます)。

抽出テーブルの作成

このコントロールは、セグメントが出力セルごとに抽出テーブルを作成するかどうかを指定します。このオプションを選択すると、Campaign は、セグメント全体で複製する対象オーディエンスを追跡するために必要な情報を後のプロセスに提供できるようになります。

このチェック・ボックスを選択すると、「抽出」タブのオプションが有効になります。

このチェック・ボックスは、「データの重複を許可しない」が選択されている場合は無効になります。

セグメント名

すべてのセグメントを名前別にリストします。デフォルトでは、「Segment1」、「Segment2」、および「Segment3」というデフォルト名を使用して 3 つのセグメントが作成されます。

フィールドでセグメント化する場合、「セグメント名」は、選択されたフィールドのプロファイル結果に基づいて更新されます。例えば、「A」および「B」という 2 つの個別の値を持つ「Acct_Status」という名前のフィールドでセグメント化を行う場合、「Acct_Status_A」および「Acct_Status_B」という名前の 2 つのセグメントが作成されます。

最大サイズ

各セグメントで許可された最大レコード数。

サイズ

セグメントの条件を満たすレコードの数。プロセスが実行される前に、この数はデフォルトで出力セル内のレコードの総数に設定されます。

照会

照会でセグメント化する場合にのみ、セグメントのリスト内の「照会」列が表示されます。これは、セグメントの作成に使用される照会基準を指定します。この照会基準を変更するには、セグメント名をダブルクリックするか、またはセグメントを選択して「編集」をクリックします。

「1 つ上へ」、「1 つ下へ」の矢印

選択したセグメントをリストの上方または下方に移動します。セグメントはリストされた順に処理されます。

新規セグメント

照会でセグメント化する場合にのみアクティブです。指定した照会で新しいフィールドを作成できるように、「新規セグメント」ダイアログを開きます。

編集

このボタンは、選択されたセグメントのために「セグメントの編集」ウィンドウを開きます。フィールドでセグメント化する場合、セグメント名または最大サイズを変更できます。照会でセグメント化する場合、名前、サイズ、および照会式を変更できます。

削除

選択されたセグメントを削除します。セグメントが削除されると、「セグメント数」フィールドが自動的に更新されます。セグメントが 1 つしかない場合、唯一のセグメントが削除されないよう「削除」ボタンは使用不可になります。

0 件のセグメントは後続処理を行わない

空のセグメントに対して、下流のプロセスが実行されないようにします。