制限と既知の問題

SwiftFile は、ユーザーのメールデータベースのレプリカごとに個別の設定プロファイルを作成します。この個別の設定プロファイルにより、ユーザーはレプリカごとに自分の SwiftFile 設定を設定できます。ただし、クラスター化されたサーバーを使用している場合には、これにより混乱が生じる可能性があります。メールデータベースが最初に 2 番目のメールサーバーにフェールオーバーすると、SwiftFile はこの 2 番目のサーバーに対して有効化されていないため、SwiftFile のボタンが非表示になります。メール設定ダイアログの [SwiftFile] タブ ([アクション] > [その他] > [環境設定] > [SwiftFile]) で SwiftFile を有効化することで、SwiftFile のボタンを再表示できます。

SwiftFile はデスクトッププレイベートフォルダーを読み取れません。メールデータベースにデスクトッププライベートフォルダーがある場合、SwiftFile は、フォルダーの選択が明白に思われる場合でも、それらのフォルダーにメッセージを保管するよう提案しません。デスクトップに保存されていないプライベートフォルダーは予期したとおりに動作しません。

SwiftFile のボタンは、各メールメッセージと一緒に表示されるメールヘッダーの一部です。メッセージの送信者がメールヘッダーを非表示にするよう要求した場合、SwiftFile のボタンも非表示になります。

SwiftFile は、ユーザーのメールの保存方法に関するモデルを継続的に作成します。まれにこのモデルがユーザーの最近のメール保管方法と一致しなくなることがあります。SwiftFile 設定ダイアログの [インデックスの再作成] ボタンは、ユーザーモデルを新しく作成し直すよう SwiftFile に要求します。そのため、SwiftFile のユーザーモデルと最近のユーザーアクティビティーを再度同期させる際に使用できます。[インデックスの再作成] ボタンは、万一 SwiftFile のデータファイルが破損した場合にそれらのデータファイルを修復する際にも使用できます。