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Domino 12 の新機能
HCL Domino® 12 の管理者向けのすべての新機能について説明します。
12.0.1 の新機能
HCL Domino 12.0.1 では、以下の新機能が導入されています。
セキュリティー機能に関する強化
HCL Domino 12.0.1 では、以下のようなセキュリティー機能に関する強化が行われています。
Domino Java コンソールへのログオン時にサポートされる、より安全なインターネットパスワード
インターネットパスワードに安全なインターネットパスワードオプション [ [はい] - パスワード確認は Notes/Domino リリース 8.0.1 以降と互換です] 設定している管理者が、Domino Java コンソールにログオンできるようになりました。これまでは、このレベルのインターネットパスワード・セキュリティーは、Java コンソールではサポートされていませんでした。

Domino 12 の新機能
HCL Domino® 12 の管理者向けのすべての新機能について説明します。
- 12.0.1 の新機能
  HCL Domino 12.0.1 では、以下の新機能が導入されています。
  - セキュリティー機能に関する強化
    HCL Domino 12.0.1 では、以下のようなセキュリティー機能に関する強化が行われています。
    - メールファイル内の ID ファイルが、ボールト iNotes ユーザーや Verse ユーザーに使用されなくなる
      このリリースでは、iNotes や Verse のユーザーがボールトに ID ファイルを持つ場合、常にボールトに格納された ID をセキュアなメール操作に使用します。
    - 証明書マネージャーの機能強化
      HCL Domino 12.0.1 では証明書マネージャー (CertMgr) が以下のように強化されました。
    - TOTP の機能強化
      Domino 12.0.1では、以下の TOTP 機能が強化されています。
    - S/MIME および TLS 資格情報をインポートおよびエクスポートするための新しいアルゴリズム
      Domino 12.0.1 では、S/MIME や TLS の資格情報のインポートやエクスポートに使用される PKCS#12 および PEM 機能の新しいアルゴリズムをサポートすることで、柔軟性とセキュリティーが向上しています。
    - Notes 共有ログインを使用してサーバー ID ファイルを保護する
      Notes 共有ログイン (NSL) の機能がサーバー ID ファイルの保護にも拡張されました。
    - Domino Java コンソールへのログオン時にサポートされる、より安全なインターネットパスワード
      インターネットパスワードに安全なインターネットパスワードオプション [ [はい] - パスワード確認は Notes/Domino リリース 8.0.1 以降と互換です] 設定している管理者が、Domino Java コンソールにログオンできるようになりました。これまでは、このレベルのインターネットパスワード・セキュリティーは、Java コンソールではサポートされていませんでした。
    - ユーザーデータを更新する新しい qvault コマンドオプション
      新しい qvault コマンドオプション -p を使用すると、ID ボールトのユーザーデータを更新できます。
  - ワンタッチ・セットアップの機能強化
    HCL Domino 12.0.1 では、Domino ワンタッチ・セットアップ機能が強化されました。
  - カスケード MUI パックでサイレント・インストールをサポート
    V12.0 で導入されたカスケード Multilingual User Interface (MUI) パックでは、サイレント・インストールがサポートされています。
  - 64 ビット Windows クライアントのベータ版
    Windows用の 64 ビット Domino Designer クライアント、Administrator クライアント、Notes Standard 版クライアントのベータ版 (英語のみ) は、別のインストーラーで提供しています。
  - Active Directory ユーザーを検索する名前検索の改善
    Domino ユーザーが Active Directory のユーザーまたはグループの名前を Domino グループ、データベース ACL、メール・メッセージに追加する場合、Active Directory をユーザーが検索できるディレクトリーの 1 つにすることができるようになりました。
  - 名前変更要求の自動処理
    新しい機能を使用すると、ボールトに Notes ID を持つユーザーの名前変更要求を自動的に処理するように、システム管理プロセスを構成できます。この機能を使用すると、名前変更処理を開始するために、ユーザーが Notes クライアントから Domino サーバーで認証を受ける必要がなくなります。
  - ライセンス・トラッキングの機能強化
    HCL Domino 12.0.1 では、ライセンス・トラッキング機能を以下のように強化しています。
  - Domino と国際化ドメイン名 (IDN) を持つドメイン間のメール・ルーティング
    Domino メール・ユーザーは、メール・アドレスに国際化ドメイン名 (IDN) を使用している Domino 以外のメール・ユーザーと通信できるようになりました。
  - 外部インターネット・ドメインに送信されるメッセージの DKIM 署名
  - Domino Administrator の [ファイル] タブでフォルダーを非表示にする
    新しいサーバー notes.ini 設定を使用すると、Domino Administrator の [ファイル] タブで Domino データ・ディレクトリー内の特定のフォルダーを読み込ないようにできます。
  - バックアップとリストアの機能強化
    V12.0.1 では、バックアップおよびリストアの機能を以下のように強化しています。
  - 新しい Updall のオプション
    新しい Updall のオプションが使用できるようになりました。
  - 圧縮の機能強化
    compact コマンドに -c、(-x | -X)、-restart オプションを指定して実行すると、-x または -X で指定した制限時間に達したときに、 <database>.restart というファイルが作成されます。
  - 新しい Notes クライアントの notes.ini 設定
    notes.ini 設定を使用して、Notes 12.0.1 クライアントの以下の点をカスタマイズします。
  - .ind ファイルの機能強化
    HCL Domino 12.0.1 では、.ind ファイルの機能が強化されました。
  - R4.6 と R5 のセクションを Domino ディレクトリーから削除
    HCL Domino 12.0.1 では、HCL Domino R4.6 または R5 にのみ関連する Domino ディレクトリーのセクションが削除されています。
- 12.0 の新機能
  HCL Domino 12.0 では、以下の新機能が導入されています。

Domino Java コンソールへのログオン時にサポートされる、より安全なインターネットパスワード

インターネットパスワードに安全なインターネットパスワードオプション [ [はい] - パスワード確認は Notes/Domino リリース 8.0.1 以降と互換です] 設定している管理者が、Domino Java コンソールにログオンできるようになりました。これまでは、このレベルのインターネットパスワード・セキュリティーは、Java コンソールではサポートされていませんでした。