サーバーをパススルーの宛先として設定する
サーバーをパススルーの宛先として設定し、ユーザーやサーバーがパススルーサーバーを経由してこのサーバーにアクセスできるようにします。
このタスクについて
HCL Domino® 構成設定を使用して、サーバーをパススルーの宛先として割り当てます。適用されるガイドラインは以下のとおりです。
- パススルーの宛先へのアクセスは、サーバー文書の [セキュリティ] タブのサーバーアクセスセクションで設定されている制限に影響を受けます。これらのフィールドはサーバーへの通常のアクセスを定義します。
- ダイレクトダイヤルアップモデム (X.PC)接続は、リリース 8.5 より前の Domino® のみで使用できます。Domino® Administrator 8.5 は、8.5 より前のリリースを実行しているサーバーでのみ、ダイレクトダイヤルアップモデムのサポート用に使用できます。
- ユーザーまたはサーバーに対し、あるサーバーへの通常のアクセスは許可し、パススルーの宛先としてのアクセスすることは禁止できます。ユーザーまたはサーバーに対し、あるサーバーへの通常のアクセスを拒否すると、パススルーの宛先としてのサーバーにアクセスすることはできません。
手順
- Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
- をクリックします。
- パススルーサーバーの対象サーバーとして設定するサーバーのサーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックします。
- [セキュリティ] タブをクリックし、[パススルー利用] セクションで [このサーバーへパススルー先としてアクセス可] の値を指定します。次のいずれかを実行します。エントリを複数指定するときは , (カンマ) か ; (セミコロン) で区切ります。
- パススルーの宛先としてサーバーにアクセスする、ユーザー、グループ、サーバーの名前を指定します。このフィールドが空白の場合、パススルーの宛先としてサーバーを使用することはできません。
- Domino® ディレクトリーにリストされていないユーザーやサーバーも含め、すべてのユーザーとサーバーにアクセスを許可するには、アスタリスク (*) を入力します。アスタリスクの後に識別名を指定すると、特定の組織または組織単位によって認証されているすべてのユーザーとサーバーのアクセスが許可されます。たとえば、「*/Renovations」と入力すると、Renovations 社のユーザーすべてのアクセスが許可されます。
- [保存して閉じる] をクリックします。