グローバルドメイン文書を使用して複数のインターネットドメイン宛てのメールを受信するサーバーを設定する

各組織には組織が公開しているプライマリインターネットドメイン名 (たとえば renovations.com) が 1 つあります。デフォルトでは、Domino® はサーバーのホスト名に指定されているドメインをローカルのプライマリインターネットドメインと見なします。たとえば、ホスト名が Server1.renovations.com のサーバーの場合、Server1.renovations.com も renovations.com もローカルインターネットドメインと見なします。サーバーは、その他のインターネットドメインに属する受信者宛てのメッセージは受け取りません。

このタスクについて

プライマリインターネットドメインのほかに、組織によっては代替インターネットドメイン名が使用されます。所属する組織でインターネットドメイン名が複数使用されている場合は、他のドメイン接尾辞もローカルと見なすよう Domino を設定します。次のような場合、インターネットドメイン名を複数使用します。

  • 組織名が変わる場合
  • 既存のインターネットドメイン名を持つ別の組織を買収または合併し、ユーザーのアドレスに引き続き以前のインターネットドメイン名を使用する場合
  • 他の系列会社宛てのメッセージを、インターネットや他組織の非公開ネットワークに配信する前に、ファイアウォールを通過させるようなメール配信トポロジーを設定する場合
  • 意図的に複数のインターネットドメイン名を含むメール配信トポロジーを設定する場合

上記のいずれかの理由で、組織内のユーザーがプライマリドメイン以外のインターネットドメインのアドレスを持つ場合、グローバルドメイン文書を作成します。グローバルドメイン文書は、Domino ドメインの内側と見なされる、ローカルドメインがメールを受け入れるインターネットドメインを定義します。デフォルトでは、Domino ディレクトリにグローバルドメイン文書はありません。グローバルドメイン文書に、プライマリインターネットドメイン名を 1 つと 2 次ドメインを複数指定します。2 次ドメインはインターネットドメイン別名として指定されます。

グローバルドメイン文書の設定は静的で、サーバーの初期化時のみにロードされます。ルーターを再起動したり、TELL ROUTER UPDATE CONFIG コマンドを使用してルーターを更新しても、設定を動的に更新することはできません。

注: SMTP MTA を使用しているサーバーについては、この Domino ドメインからアウトバウンド SMTP メールを送信できる Domino ドメインも指定してください。

組織で使用するインターネットドメイン名を DNS にすべて追加します。

グローバルドメイン文書では、次の内容を定義します。

  • ローカル Domino ドメイン内にあると見なされ、ローカルドメインがインバウンド SMTP メールを受け付けるインターネットドメイン (「renovations.com」、「sales.renovations.com」など)
  • インターネットアドレスがまだ指定されていないアウトバウンド SMTP メッセージで送信者の Notes® メールアドレスをインターネットアドレスに変換するためのルール

複数のインターネットドメインがある場合、ローカルインターネットドメインに複数の Domino ドメインがある場合、Domino SMTP インバウンド制御を使用している場合、グローバルドメイン文書が必要です。

グローバルドメイン文書を作成するには

手順

  1. 設定するサーバーのサーバー設定文書が既に存在することを確認します。
  2. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。
  3. [ドメイン] を選び、[ドメインの追加] をクリックします。
  4. [基本] タブで、以下のフィールドに入力します。
    表 1. [基本] タブ
    フィールド Enter
    ドメインタイプ [グローバルドメイン] を選びます。
    グローバルドメイン名

    ドメインを説明する語句。グローバルドメインに、既存のドメイン名を使用しないでください。

    グローバルドメインが SMTP MTA を使用して SMTP メールを送信する場合、このフィールドには SMTP MTA サーバーのサーバー文書 ([MTA] タブ - [グローバルドメイン名:] フィールド) で指定したグローバルドメインの名前と一致する名前を入力する必要があります。名前が一致していない場合、SMTP MTA はロードに失敗し、サーバーコンソールに次のメッセージが表示されます: Unable to get Global domain in the Name and Address book

    グローバルドメインロール

    新しく作成したグループのオプションとして、

    • [R5/R6/R7/R8 インターネットドメインまたは R4.x SMTP MTA] - Domino リリース 5 以降の SMTP サーバー、または SMTP MTA を使用してインターネットメールを送信する Domino サーバーの場合
    • [X 400 MTA] - X 400 MTA を使用してインターネットメールを送信する Domino サーバーの場合
    デフォルトのグローバルドメインとして使用 (HTTP 以外のインターネットプロトコルで使用)

    複数のグローバルドメイン文書がある Domino ディレクトリで、現在の文書をデフォルトの文書として指定する場合にこのフィールドを選択します。1 つの Domino ディレクトリでデフォルトのグローバルドメイン文書として使用できる文書は 1 つだけです。

    このグローバルドメイン文書をデフォルトの文書として指定すると、この Domino ドメインのサーバーは、その設定を使用して、送信者のインターネットアドレスがないアウトバウンド SMTP メッセージに関するアドレスの参照や作成を制御します。ディレクトリ内のほかのグローバルドメイン文書のアドレス変換設定は無視されます。

    複数のグローバルドメイン文書がある Domino ディレクトリでは、デフォルトの文書を指定しなかった場合、アルファベット順で最後にリストされているグローバルドメイン文書のアドレス作成ルールが使用されます。ただし、この場合、アウトバウンド送信者のインターネットアドレスを作成するときに、このグローバルドメイン文書で定義されているプライマリインターネットドメインは使用されません。代わりに、サーバーのサーバー文書の [基本] タブの [完全なインターネットホスト名:] フィールドに入力されているドメインの接尾辞を使用してアドレスが作成されます。

    注: サーバーに適用されるサーバー設定文書でアドレス参照が有効になっている場合、デフォルトのグローバルドメイン文書のアドレス参照設定は無視されます。
  5. [制限] タブをクリックし、次のフィールドを設定します。
    表 2. [制限] タブ
    フィールド Enter
    Domino ドメインとエイリアス

    ローカルの Domino ドメインの名前を含むグローバルドメインを構成する Domino ドメインの名前を指定します。アウトバウンドメールを送信するユーザーの返信アドレスをルーターが正しく作成できるように、このグローバルドメインを使用する各 Domino ドメインの名前をリストしてください。

    名前に ASCII 以外の文字を含む Domino ドメインについては、ASCII 文字のみからなる代替ドメイン名、つまり別名も指定し、次のフィールドで定義する区切り文字を使用して 2 つの名前を区切ります。Domino では SMTP 通信に ASCII 名が使用されます。ASCII 以外の名前はサポートされていません。

    Admin%AliasName@renovations.com という形式のアドレス宛てのメールを受信すると、受信側のサーバーは別名を実際の Domino ドメイン名に変換し、指定されたドメインにメールを配信します。

    エイリアスの区切り文字

    ASCII 以外のドメイン名とその ASCII ドメイン別名を区切るために使用する文字を指定します。デフォルトは = (等号) です。

  6. [変換] タブをクリックし、以下のフィールドに入力し、文書を保存します。

    以下の表でのアドレス変換設定は、この Domino ドメインのサーバーから SMTP を使用して送信されるメッセージに適用されます。送信先がローカルインターネットドメインであるか、外部インターネットドメインであるかは関係ありません。

    この文書には X.400 アドレスに関するフィールドが表示されますが、これらのフィールドは SMTP 設定には適用されません。このグローバルドメイン内で X.400 MTA を設定していない限り、空白にしてください。

    表 3. [変換] タブ - SMTP アドレス変換
    フィールド Enter
    ローカルの第 1 インターネットドメイン

    組織が公開しているプライマリインターネットドメイン名 (たとえば、renovations.com)。

    アウトバウンドメッセージの場合、SMTP サーバーまたは SMTP MTA は、アウトバウンド SMTP メッセージに送信者のインターネット返信アドレスを作成するときに、このフィールドの内容をインターネットドメインの接尾辞として追加します。これにより、複数の子会社で構成される組織が 1 つの組織としてインターネットに表示されます。たとえば、renovations.com を入力すると、組織内を送信元とするアウトバウンド SMTP メールは、すべて返信アドレスが renovations.com になります。これは、同じ Notes® グローバルドメイン内で設定された複数のアウトバウンド SMTP サーバーがある場合でも当てはまります。

    組織内の異なるサーバーから送信されるメールの返信アドレスに異なるインターネットドメイン (たとえば、renovations.com と renovations.co.uk) を使用する場合は、プライマリドメイン名ごとにグローバルドメイン文書を作成してください。

    このフィールドと [インターネットドメイン別名:] フィールドに入力されているインターネットドメインで内部インターネットドメインが構成されます。インバウンドメッセージについては、SMTP サーバーまたは SMTP MTA はメッセージ受信者すべてのアドレスをこれらの内容と比較します。入力されているドメインの受信者へのメッセージがローカルに配信されます。

    このフィールドには、64KB までのテキストを入力できます。

    別のインターネットドメイン別名

    組織で使用するそのほかのインターネットドメイン名 (たとえば、sales.renovations.com、renovations.co.uk)。インターネットドメイン別名は、プライマリインターネットドメイン名の別名として使用されます。

    このグローバルドメインの SMTP サーバーは、このフィールドまたは [サーバーが所属するインターネットドメイン:] フィールドに入力されているすべてのインターネットドメインへのインバウンドメールを受け付けます。インバウンド SMTP メールは、入力されているドメインに制限されます。

    このグローバルドメインに含めるインターネットドメインを明示的に指定できます。また、*.iris.com のように先頭に * (ワイルドカード文字) を使用して、プライマリドメインのすべてのサブドメインを指定することもできます。ワイルドカードは、エントリの最初の文字として使用する場合にのみ有効です。ワイルドカードを使用して、トップレベルのドメイン名やドメイン名またはサブドメイン名の文字のサブセットを表すことはできません。たとえば、次のようなワイルドカードエントリは有効ではありません: iris.*、*is.com, iris*.com

    注: サーバーが複数のインターネットドメインへのインターネットメールを送受信する場合、各ユーザーのアドレスに個々のドメイン名を適用するには、それぞれのユーザー文書の [インターネットアドレス:] フィールドに入力してください。入力しなかった場合、代替インターネットドメインのユーザーから送信されたアウトバウンドメールは常に、プライマリドメインから送信されたように表示されます。

    このフィールドには、64KB までのテキストを入力できます。

    インターネットアドレス検索

    メッセージにインターネットアドレスが含まれていない場合、送信者のユーザー文書でインターネットアドレスを調べるかどうかを指定します。新しく作成したグループのオプションとして、

    • [有効] - SMTP サーバーまたは MTA は、ユーザー文書の [インターネットアドレス:] フィールドから送信者のインターネットアドレスを取得します。デフォルトでは、@ 記号を含む最初のエントリが送信者のインターネットアドレスと見なされます。@ 記号を含むエントリがない場合、送信者のアドレスは、グローバルドメインの残りの設定、つまり [ローカルパートの生成方法] フィールド、[含まれる Notes ドメイン] フィールド、[Notes ドメイン位置] フィールドの設定に基づいて作成されます。ユーザー文書がアドレス帳にない場合は、共通名の後に @ 記号と [インターネットドメイン] フィールドの最初にリストされているインターネットドメイン名を付けて送信者のアドレスが作成されます。

    ユーザー文書でインターネットアドレスが指定されていないユーザーについては、Domino サーバーはユーザー文書の [ユーザー名:] フィールドまたは [短縮名/UserID] フィールドで完全なインターネットアドレスを検索します。アドレスが見つからなかった場合は、Domino ではグローバルドメイン文書の [SMTP アドレス変換] セクションの情報に基づいて送信者のアドレスが作成されます。

    • [無効] - (デフォルト) SMTP サーバーまたは MTA は、Domino ディレクトリから送信者のインターネットアドレスを参照しません。代わりに、グローバルドメイン文書の変換ルールに基づいて、送信者のインターネットアドレスを作成します。
    注: サーバー設定文書 ([MIME] - [変換オプション] - [アウトバウンド] タブの [インターネットアドレスが文書で定義されていない時、Notes アドレスを検索] フィールド) で参照が有効になっている場合、グローバルドメイン文書のこの設定は無視され、必要に応じてアドレス参照が実行されます。
    ローカルパートの生成方法

    アウトバウンドメッセージに送信者のインターネット返信アドレスのローカル部分を作成する方法を指定します。次のいずれかを選択します。

    • [フルネーム:] - 送信者の完全な Notes 階層名からインターネット返信アドレスのローカル部分を作成します。名前のスペースは、区切り文字 (デフォルトは「_」(下線)) に置換されます。例: John_Smith/Sales/Renovations
    • [共通名:] - 送信者の共通名からインターネット返信アドレスのローカル部分を作成します。名前のスペースは、区切り文字に置換されます。例: John_Smith
    • [短縮名:] - 送信者のユーザー文書の [短縮名/UserID] フィールドの内容からインターネット返信アドレスのローカル部分を作成します。[短縮名/インターネットアドレス:] フィールドに @ 記号を含むエントリがある場合、@ 記号を含む最初のエントリがインターネットアドレスとして使用されます。[短縮名:] フィールドに複数のエントリがある場合は、明示的なインターネットアドレスを含む最初のエントリが使用されます。
    含まれる Domino ドメイン

    SMTP 配信用に変換されたメッセージに送信者のインターネット返信アドレスを作成するときに含める Domino ドメインの数を指定します。グローバルドメインが複数の Domino ドメインで構成されている場合は、メッセージの返信が適切に配信されるようにインターネットアドレスに Domino ドメイン情報を含めてください。新しく作成したグループのオプションとして、

    • [なし] - 送信者のインターネットアドレスに Domino ドメインの名前を含めません。SMTP 配信用にメッセージを変換するときに、[制限] タブの [Domino ドメインとエイリアス] フィールドで見つかった Domino ドメインの名前が削除されます。このオプションによって User_Name@renovations.com という形式の短縮されたインターネットアドレスが可能になります。このオプションをディレクトリアシスタントと共に使用すると、ほかの Domino ドメイン宛てのメッセージの返信を適切に配信できます。
    • [一つ] - 送信者のインターネットアドレスに、送信元の Domino ドメインの名前のみを含めます。たとえば、User_Name%Domain1@renovations.com のようになります。Domain1 は、送信ユーザーの Domino ドメインです。このオプションをディレクトリアシスタントと共に使用すると、ほかの Domino ドメイン宛てのメッセージの返信を適切に配信できます。
    • [すべて] - 送信者のインターネットアドレスに、変換前にメッセージが通過するすべての Domino ドメインの名前を含めます。ただし、現在のドメイン (送信 SMTP サーバーのドメイン) は除きます。たとえば、User_Name%Domain1%Domain2@renovations.com のようになります。Domain1 は送信ユーザーの Domino ドメイン、Domain2 は現在のドメインにメッセージを転送したサーバーのドメイン名です。現在の Domino ドメインがグローバルドメインのほかのメンバーの Domino ディレクトリにアクセスできない場合、この設定を使用すると、アウトバウンドアドレスに返信を適切に配信できます。
    Domino ドメイン位置

    送信者のインターネットアドレスの Domino ドメイン名の、@ 記号との相対的な位置を指定します。

    • ['@' の左] - (デフォルト) 送信者のインターネットアドレスの Domino ドメイン名はアドレスのローカル部分の後に置かれ、指定した区切り文字で区切られます。たとえば、John_Smith%Sales@renovations.com のようになります。
    • ['@' の右] - 送信者のインターネットアドレスの Domino ドメイン名は @ の後、インターネットドメイン名の前に置かれます。この場合の区切り文字は . (ピリオド) です。たとえば、John_Smith@sales.renovations.com のようになります。
    Domino ドメイン区切り文字

    送信者のインターネットアドレスで Domino ドメインを区切るために使用する文字を指定します。選択する区切り文字によって、使用可能な [Domino ドメイン位置] フィールドが決まります。このフィールドによって、使用可能な文字が異なるためです。新しく作成したグループのオプションとして、

    • % - パーセント記号 (デフォルト) - [Domino ドメイン位置] フィールドで ['@' の左] を選択した場合のみ、このオプションを選択します。
    • - ピリオド - [Domino ドメイン位置] フィールドのどちらの値にも使用できるようにする場合は、このオプションを選択します。
    注: [Domino ドメイン位置]['@' の左] に設定し、サーバーの NOTES.INI ファイルで次の変数を設定している場合は、区切り文字としてピリオドを使用しないでください。SMTP_LEFT_DOT_NEVER_DOMAIN=1 または SMTP_REPLACE_DOTS_OFF=1。これらの変数を使用していると、サーバーはインバウンドアドレス内のピリオド (.) を Domino ドメイン区切り文字として認識しません。たとえば、John.Smith.Sales@renovations.com というアドレスの Sales は、Domino ドメイン名として解釈されません。
    アドレス例

    このグローバルドメイン文書によって制御されているサーバーから SMTP を使用して送信されるメッセージにインターネット返信アドレスを作成するために使用する形式が表示されます。このフィールドの内容は、[含まれる Domino ドメイン][Domino ドメイン位置][Domino ドメイン区切り文字] の各フィールドの設定に基づいて動的に変わります。このフィールドは編集できません。

    アウトバウンドメール制約

    このグローバルドメインで指定されていない Notes ドメインのユーザーにインターネットへのメール送信を禁止するかどうかを指定します。このフィールドは、Domino R5 以降のサーバーには適用されません。新しく作成したグループのオプションとして、

    • [グローバルドメインに制限] - アウトバウンド転送のためにインターネットメールの形式を変換する前に、SMTP MTA により、送信者の Notes ドメインが [制限] タブの [Notes ドメインとエイリアス] にあるかどうかの検証が行われます。メンバーである Notes ドメイン外部からメッセージが送信または中継されたと判断されると、メッセージは拒否され、送信者に配信不能通知が返されます。
    • [制限なし] - (デフォルト) SMTP MTA に配信されるすべてのインターネットメールが変換され、外部に送信されます。アウトバウンドメッセージに対して検証は行われません。
    アドレス形式

    アウトバウンドメッセージに送信者のインターネットアドレスを作成するために使用する形式を指定します。このフィールドは、Domino R5 以降のサーバーには適用されません。新しく作成したグループのオプションとして、

    • [アドレスのみ] - RFC 821 形式で送信者のアウトバウンドアドレスを作成します (たとえば、jsmith@renovations.com)。
    • [名前とアドレス] - (デフォルト) わかりやすい名前やフレーズから成る RFC 822 形式、および RFC 821 形式で送信者のアウトバウンドアドレスを作成します (たとえば、John Smith jsmith@renovations.com)。アドレスのフレーズ部分は、[ローカルパートの生成方法] フィールドで指定されたユーザーの共通名、短縮名、フルネームから取得されます。
    注: [インターネットアドレス検索:] フィールドが [有効] に設定されている場合、SMTP MTA は送信者のユーザー文書でインターネットアドレスを検索します。見つかった場合、このフィールドで指定されたアドレスではなく、そのアドレスを使用します。
  7. サーバーを再起動して、変更内容を有効にします。サーバーは、再起動した後にのみグローバルドメイン文書の情報をメモリに再ロードします。

次のタスク

Domino サーバーが ETRN コマンドを使用して複数のインターネットドメイン宛てのメールを別のメールホストからプルする場合、そのホストに対応する接続文書を設定して、代替インターネットドメイン宛てのメールを要求することができます。詳しくは、「一時的な接続を使用してメールを配信する」を参照してください。