クライアントのカテゴリー化

クライアントをカテゴリー化する方法。

始める前に

クライアントをカテゴリー化する際、ライセンス交付を受けた製品から、選択した製品ごとにデフォルト以外のメトリックをクライアントに割り当てます。

この操作の結果が、以下のクライアント設定の値です。

_BESClient_LicenseType_productname

このタスクについて

クライアント・オペレーティング・システムに基づいて、製品のデフォルト・メトリックが厳格に決定されます。

以下の表にこのマッピングを示します。

1. クライアント・プラットフォームと製品のデフォルト・メトリック間のマッピング
OS タイプ OS 名の例 デフォルト・メトリック
サポートされる UNIX Solaris、HP-UX、AIX RVU
サポートされる Linux SLES、RHEL、Debian、Ubuntu、Centos RVU
サポートされる Microsoft Windows Server Windows 2008、Windows 2012 RVU
サポートされる Microsoft Windows Server 以外の OS Windows 7、Windows 8、Windows 10 ClientDevice
サポートされる Mac OS X Leopard、Lion、Yosemite オペレーティング・システム名で MAC サーバーであるかどうか明確に区別できない場合は、ClientDevice。この場合、デフォルト・メトリックは RVU です。

例えば、クライアントが Red Hat Enterprise Linux (RHEL) である場合、そのクライアントの製品すべてのデフォルト・メトリックは RVU です。

管理者は、1 つ以上の製品のデフォルト・メトリックをオーバーライドできます。

すべてのメトリックで可能な値は、RVU、MVS、ClientDevice です。

メトリックを RVU、MVS、または ClientDevice に設定するには、管理者は Fixlet の「RVU クライアントのカテゴリー化 (Categorize RVU Clients)」「MVS クライアントのカテゴリー化 (Categorize MVS Clients)」、または「ClientDevice クライアントのカテゴリー化 (Categorize ClientDevice Clients)」を実行します。

クライアントをカテゴリー化するには、BigFix コンソールから以下のステップを実行する必要があります。
  1. 「サイト」 > 「外部サイト」 > 「BES サポート」に移動します。
  2. 「Fixlet とタスク」を選択します。
  3. 必要に応じて、「Fixlet とタスク」ペインで以下を選択します。
    • 「ClientDevice クライアントのカテゴリー化 (Categorize ClientDevice clients)」 (選択した製品のデフォルトのライセンス・タイプを ClientDevice にオーバーライドする場合)。
    • 「MVS クライアントのカテゴリー化 (Categorize MVS clients)」 (選択した製品のデフォルトのライセンス・タイプを MVS にオーバーライドする場合)。
    • 「RVU クライアントのカテゴリー化 (Categorize RVU clients)」 (選択した製品のデフォルトのライセンス・タイプを RVU にオーバーライドする場合)。
製品によって使用されるライセンス・タイプを MVS にオーバーライドする:
  • Compliance_Payment_Card_Industry_Add-on
  • Patch

以下のパネルを参照してください。

1. MVS クライアントのカテゴリー化
クライアントのカテゴリー化