コンソール・オペレーター

コンソール・オペレーターには以下の 2 つのタイプがあります。

マスター・オペレーター (MO)
コンソールの管理ユーザーです。マスター・オペレーターは、BigFix 環境で定義されているすべてのコンピューターへのアクセス権と、他のコンソール・オペレーターの作成権限と管理権限を持っています。すべてのマスター・オペレーターが、オペレーターに対してアクションの適用を許可する管理権限の作成、割り当て、取り消しを行うことができます。
オペレーターまたはマスター以外のオペレーター (NMO)
マスター・オペレーターによって管理を許可されたコンピューターのサブセットに対する Fixlet の管理やアクションの適用などを含む、BigFix の日常的な操作を管理します。他のオペレーターを作成することも、管理権限を割り当てることもできません。
デフォルトでは、コンソール・オペレーターは以下を実行できません。
  • WebUI へのアクセス (「WebUI を使用できます」 権限が「はい」に設定されている場合を除く)。
  • BigFix 照会の実行依頼 (「WebUI を使用できます」「照会を送信可能」の両方の権限が「はい」に設定されている場合を除く)。
このような権限は、マスター・オペレーターがオペレーターの説明の「詳細」タブの「権限」領域で設定できます。オペレーターの権限について詳しくは、許可されるアクティビティーと許可とのマッピングを参照してください。

ベスト・プラクティス

以下の表は、マスター・オペレーター (MO) またはマスター以外のオペレーター (NMO) の役割をいつ使用するかを示しています。

1. マスター・オペレーター
MO
BigFix コンソールの管理ユーザーです。マスター・オペレーターは、BigFix 環境で定義されているすべてのコンピューターへのアクセス権と、他のコンソール・オペレーターの作成権限と管理権限を持っています。すべてのマスター・オペレーターが、オペレーターに対してアクションの適用を許可する管理権限の作成、割り当て、取り消しを行うことができます。
ユーザー/オペレーター/役割を作成します。
カスタム・サイトを作成します。
すべてのオペレーターに表示され、ほとんどのコンピューターで使用される可能性がある、カスタム・コンテンツを作成します。
BigFix 環境全体に関連する特定のポリシー・アクションを発行します。マスター・アクション・サイト・サイズに追加されるため、アクションの数を最小限に抑えます。
サイトのサブスクリプションを管理します。
取得したプロパティーを作成します。
コンテンツをグローバルに非表示にします。
すべてのマスター・オペレーターとマスター以外のオペレーターに対してグローバル分析をアクティブ化します。
2. マスター以外のオペレーター
NMO
マスター・オペレーターによって管理を許可されたコンピューターのサブセットに対する Fixlet の管理やアクションの適用などを含む、BigFix の日常的な操作を管理します。他のオペレーターを作成することも、管理権限を割り当てることもできません。
パッチのデプロイなどのアクションを実行します。
REST API 呼び出しを行います。
Fixlet、タスク、ベースライン、分析をデプロイ/アクティブ化/非アクティブ化します。
特定の目的のためにカスタム・コンテンツを作成します。
マスター以外のオペレーターの管理対象コンピューターに基づいて、ローカル分析をアクティブ化します。