サブスクライブしたサイトのコンテンツのフィルタリング

BigFix 10.0.4 以降ではプラグイン・ポータルの負荷を軽減するために、プラグイン・ポータルに新しい機能を追加しました。検出したデバイスで不要なコンテンツを管理しないようにするためです。

コンテンツの削減は最初に実行し、パフォーマンスの向上、操作の高速化、コストの削減を行う必要があります。以下の手順に従って、完全に除外できないすべての外部サイトについて、プラグイン・ポータルが検出したデバイスに不要な Fixlet および分析を除外することを強くお勧めします。これを行うには、適切なサブスクリプション関連度を設定するか、カスタム・サイト管理 で記述されているフィルターを渡してカスタム・サイトを設定します。

プラグイン・ポータルは不要な関連度の評価するよう強制されないため、以下で説明するコンテンツ・フィルタリング機能は、不要な Fixlet、アクション、または分析の関連度を変更するよりも簡単で効率的です。

サイトがダウンロードされた後、プラグイン・ポータルは収集時に一部の Fixlet または分析を評価プロセスから除外できます。除外されたコンテンツを PluginPortalSubscriptionOptions.json という名前の JSON ファイルに指定し、それをサイト自体に組み込むだけです。

JSON ファイルは、以下の 3 つの配列で構成されます。
  • ExcludedFiles: 無視する FXF 名 のリストを定義するストリングの配列。
  • ExcludedFixletIDs: 無視される、Fixlet/タスク ID のリストを定義する整数の配列。
  • ExcludedAnalysisIDs: 無視される、分析 ID のリストを定義する整数の配列。
JSON ファイルの例:
{
		"ExcludedFiles": [
			"My Windows analyses.fxf",
			"Department 121.fxf"
		],
		"ExcludedFixletIDs": [
			209, 31, 405
		],
		"ExcludedAnalysisIDs": [
			211, 33
		]		
	}

ファイル名を指定すると、そのファイルのすべてのコンテンツは、評価フェーズ中にポータル・プラグインに無視されます。プロキシー・デバイスによって消費される必要があるカスタム・サイトや FXF 定義コンテンツなど、ファイル名を指定できない場合は、無視する Fixlet、タスク、または分析 ID のリストを指定できます。

カスタム・サイトの使用例を以下に示します。

除外するコンテンツの ID を取得するには、カスタム・サイトの 「Fixlet とタスク」BigFix コンソール・パネルを開き、「ID」列を確認します。列が表示されない場合は、列名を右クリックして ID項目を確認し、対応する列を表示します。

「分析」パネルでも同じ操作を行 います。

ID を取得したら、BigFix コンソール・マシン内の任意の場所に JSON ファイルを作成します。
{
		"ExcludedFixletIDs": [
			133, 143
		],
		"ExcludedAnalysisIDs": [
			211, 33
		]		
	}

その後、JSON ファイルをカスタム・サイトに追加できます。「クライアントに送信」オプションにチェック・マークを付ける必要があります。

ファイルを追加 するボタンをクリックすると、プラグイン・ポータルによって検出されたコンピューターを含むすべてのサブスクライブ済みコンピューターに、新規バージョンのカスタム・サイトが配布されます。