MountRoot

MountRoot 要素は、リモート・システムからソース・コードを評価する場合に必要です。MountRoot は Ounce/Make に対して、検出したすべての絶対 include パスに指定されているマウント・ポイントを付加するように指示します。

MountRoot を指定すると、Ounce/Make は、生成される ppf 内のコンパイラー・オプションのリストに、--remote_root オプションを暗黙的に追加します。

MountRootLinux でのみ有効です。

以下は、プロパティー・ファイルから抜き出した行の例です。

<MountRoot>/mnt/mount_point/usr/include</MountRoot>

説明

指定した include パスのいずれかが /usr/include (gcc -I/usr/include ... など) である場合、Ounce/Make は、生成される ppf ファイルに格納されるパスに正しいパス (/mnt/mount_point/usr/include など) が含まれるように、/usr/include の前にマウント・ポイントを付加します。