既存のプロジェクトの追加

AppScan® Source for Analysis を使用して以前に作成した AppScan ソース プロジェクト (.ppfファイル) を AppScan ソース アプリケーションに追加できます。Eclipse プロジェクト・ファイル (.epf)、サポートされているビルド統合ツール (Ounce/Maven または Ounce/Ant など) のいずれかで作成されたプロジェクト、あるいは Microsoft™ Visual C/C++ (.vcproj または .vcxproj)、VB.NET (.vbproj)、または C# (.csproj) で作成されたプロジェクト・ファイルを追加することもできます。

以下の表は、AppScan Source for Analysis で開いてスキャンできるプロジェクト・ファイル・タイプのリストです。

表 1. 開くことができるプロジェクト・ファイル・タイプ
プロジェクト・ファイル・タイプ ファイル拡張子
Microsoft Visual Studio C/C++ .vcprojvcxproj
Microsoft Visual Studio C# .csproj
Microsoft Visual Studio Visual Basic .vbproj
AppScan ソース プロジェクト・ファイル .ppf
Eclipse プロジェクト・ファイル .epf
注: makefile の構成をインポートするにあたっては、Ounce/Make を使用する方法をお勧めします。手動での構成も可能ですが、その場合はコンパイラー環境を熟知している必要があります。

既存のプロジェクトを追加する方法については、以下のトピックを参照してください。

重要: 開発環境内に依存関係を持つ AppScan ソース プロジェクト (例えば、IBM®MobileFirst Platform プロジェクト) を処理する場合は、必ず、プロジェクトをインポートする前に開発環境でビルドしてください。プロジェクトをインポートした後、その中のファイルを変更した場合は、AppScan ソース でスキャンする前に開発環境で再ビルドしてください (そうしないと、ファイルに対する変更は AppScan ソース によって無視されます)。
注: 既存の .NET プロジェクトをインポートする場合、追加でスキャンするアセンブリーを指定できます。これらのアセンブリーを追加するには、プロジェクトの「プロパティー」ビューにある「追加アセンブリー (Additional Assemblies)」タブを使用します。アセンブリーを追加する際は、ビルドされないアセンブリー (サード・パーティー製アセンブリーを含む) を使用してビルドされる複数の .NET プロジェクトを単一のスキャンで組み合わせることができます。
注: .pbxproj ファイルを AppScan ソース プロジェクトとしてオープンまたはインポートできます。
注: WAR ファイルと EAR ファイルは、「エクスプローラー」ビューにドラッグ・アンド・ドロップして追加することもできます。ただし、これらはプロジェクトではなくアプリケーションとして追加されます。詳しくは、ドラッグ・アンド・ドロップによる既存のアプリケーションの追加を参照してください。