例: カスタム・インストールを介した AppScan ソース のインストール
この例は、カスタム・インストール・ウィザードをデプロイする方法を示しています。
このタスクについて
ある情報技術 (IT) 部門が、ターゲットとするユーザーのインストール・オプションを制限または制御しようとしています。
カスタム・インストールを作成する前に、管理者はユーザーがアクセス権限を持つファイル・サーバーに AppScan® ソース Software インストール・ファイルを配置します。また、IT 部門では、各ユーザー・タイプで必要とされる各種の AppScan ソース 製品に基づいて、いくつかの異なるインストール構成を特定する作業も行います。
カスタム・インストールで AppScan ソース をインストールするには、以下の手順を実行します。
手順
- IT 部門が、AppScan ソース インストール CD または FTP ダウンロードから、適切なコンテンツをファイル・サーバーにコピーします。
- IT 部門が、カスタム・インストール・ウィザードを使用して、必要なインストール・タイプ (例えば AppScan Source for Development や AppScan Source for Analysis) ごとに、必要なインストール構成ファイルを作成します。
- IT 部門が、共有パブリック・フォルダーに構成ファイルを格納します。
- IT 部門が、対象となるユーザーに E メールを送信します。この E メールには、クリックすると対象ユーザーに適した AppScan ソース インストールが開始されるハイパーリンクが含まれています。
- ユーザーが E メールを受信し、該当する AppScan ソース 製品のインストール場所へのリンクを確認します。
- ユーザーが、E メール内のハイパーリンクからインストールを開始します。例えば、このハイパーリンクから、
setup -f install.properties
の適切な呼び出しを行う、IT が提供した .bat ファイルや、スクリプトにアクセスします。 - AppScan ソース のインストールが開始されて、IT 部門のカスタム・インストール構成で定義されているデフォルトの (ただし変更可能な) オプションが表示されます。(これには、「コンポーネントの選択」ウィザード・ページが含まれます。)
タスクの結果
このインストールの後、次のようになります。
- 適切な AppScan ソース 製品がデスクトップにインストールされます。
- デフォルトのホスト・サーバーが識別されます
- ライセンス・ファイルがターゲット・コンピューターにコピーされます (オプション)