インストールのサンプル・シナリオ

AppScan® ソースをインストールする際には、適切なインストール・ワークフローに従う必要があります。以下のトピックでは、いくつかのインストールのサンプル・シナリオに含まれるワークフローに沿って説明します。

重要:

AppScan ソースで必要なコンポーネントをインストールする前に、そのコンポーネントがご使用のオペレーティング・システムをサポートしていることを確認するため、コンポーネントのシステム要件を参照してください。
注: バージョン 9.0.3.11 以降の AppScan ソースでは、macOS と iOS の Xcode プロジェクト・スキャンを使用できません。

AppScan ソースは以下のキー・コンポーネントで構成されます。これらのコンポーネントは、インストールすべき順序に従ってリストされています。

HCL® ライセンス・サーバー: これは、AppScan Enterprise Server ライセンス・アプリケーションで必要とされます。また、AppScan ソースフローティング・ライセンスの適用にも使用されます (ただし、AppScan ソースローカル・ライセンス・ファイルの適用には使用されません)。
AppScan Enterprise Server: すべての AppScan ソース製品およびコンポーネントは、AppScan Enterprise Server と通信する必要があります。インストール後に、AppScan Enterprise Server ライセンスがインポートされた HCL ライセンス・サーバーを指定します。
AppScan ソース製品イメージ: これには、AppScan Source for Analysis、AppScan Source for Automation、AppScan Source for Development、AppScan Source for Remediation が含まれます。インストール後に、AppScan ソース・データベースの接続先となる AppScan Enterprise Server を指定します。また、AppScan ソースのフローティング・ライセンスを使用する場合には、AppScan ソースライセンスがインポートされた HCL ライセンス・サーバーを指定します。

これらのシナリオの手順では、次のことを前提としています。

すべてのコンポーネントは Microsoft™ Windows™ にインストールされています。いくつかの説明では Linux™ の場合の基本的な設定および情報が提供されますが、メインのシナリオ・ワークフローは Windows についてのみ示されます。
AppScan ソースコンポーネントをインストールするマシン上での管理特権が付与されている。
AppScan Enterprise Server のユーザー管理フィーチャーのみをインストールする。
AppScan ソース・データベースとして solidDB® を使用する。
AppScan Enterprise Server のアクティブ化にはフローティング・ライセンスが使用され、AppScan ソースコンポーネントのアクティブ化にはローカル・ライセンス・ファイルが使用される。