データ・フィルターを指定する XML の作成

各データ・フィルターで基準として使用される顧客データを指定する XML ファイルを作成します。次のステップで、システム・テーブルにこれらの指定を取り込むユーティリティーを実行します。

このタスクについて

データ・フィルターを作成するために、datafilteringScriptTool ユーティリティーは、XML 表記のデータを使用して Marketing Platform システム・テーブル・データベースにエントリーを挿入します。

作成する XML に含まれる要素の概要を以下に示します。

  • <Execute Batch> - データ挿入プロセスを開始するコマンド。XML 内で複数回繰り返されます。
  • <AddDataConfiguration> - 関連するデータ・フィルターのグループであるデータ構成を定義します。
  • <AddLogicalFields> - フィルターに掛けるフィールドとフィルターのデータ型を定義します。
  • <AddDataFilter> - 手動指定を使用する場合に、定義済み論理フィールドを参照し、フィールド制約を指定します。
  • <GenerateDataFilters> - 自動指定を使用する場合に、データ・フィルターのセットを定義するために使用される値の固有の組み合わせの対象と見なされるレコードを制限するフィールドと値を参照します。
  • <AddDataTable> - 論理フィールドとそれらの物理テーブルおよび列の間の関係を定義します。1 つの論理フィールドを複数の異なる物理テーブルに適用できます。これにより、1 つのフィルターを複数のテーブルに適用できることになります。
  • <addAudiences>- 定義済み論理フィールドを参照し、Campaign で定義されているオーディエンス・レベルを指定します。
  • <addAudienceTableAssociations> - オーディエンス・レベルと定義済みテーブルおよび定義済みデータ・フィルター構成の間の関係を定義します。
  • <AddAssignments> - ユーザー・インターフェースを使用するのではなく XML 内で割り当てを作成する場合に、個々のユーザーまたはユーザーのグループを定義済みデータ・フィルターに関連付けます。

上記の要素内にネストされる追加要素の説明を含め、追加情報については、本章の以下のトピックを参照してください。

  • XML 内の各要素についての詳細説明
  • サンプル・シナリオの場合の XML