IBM Interact と IBM Interact Advanced Patterns の統合について
IBM® Interact と IBM Interact Advanced Patterns の統合により、Interact の実装のための拡張パターン認識機能が提供されます。
統合された環境により、3 つの基本的な Interact パターンのための時間枠が拡張されました。
統合が構成された後で、Interact 設計時環境で拡張パターンを構成します。それらを配置または使用するために Interact Advanced Patterns のタスクを実行する必要はありません。
同期化
Interact から Interact Advanced Patterns へ保存された拡張パターンは、次のように同期化します。- Interact で拡張パターンを作成、編集、または削除すると、Interact Advanced Patterns で作成、更新または削除されます。
- 配置バージョンを Interact の配置履歴からロードする場合、パターンは Interact Advanced Patterns で適切に更新されます。
- 配置が失敗すると、Interact は最後に成功した配置バージョンに自動的にロールバックします。
同期化はシステム停止を伴わずに実行されます。
Interact 作成オブジェクトの Interact Advanced Patterns からの削除
Interact Advanced Patterns でリアルタイムの管理権限を持つユーザー (デフォルトでは Interact Advanced Patterns 管理者のロールに含まれる) は、拡張パターンを使用する対話式チャネルを配置するときに、Interact Advanced Patterns でシステムが作成したほとんどのオブジェクトを削除できます。
Interact の対話式チャネルを削除する場合、これを Interact Advanced Patterns でクリーンアップ手順として実行するのがよい場合がありますが、接続の問題によりクリーンアップを自動的に実行することはできません。この場合、Interact Advanced Patterns にもう使用しないオブジェクトがある可能性があるので、それらを削除できます。
この手動での削除機能は注意して使用する必要があります。それらのオブジェクトは Interact からの再配置により復元できないからです。
適切な権限があれば、次のシステム作成オブジェクトを削除できます。
- パターン・コンポーネント
- ワークスペース。ワークスペースの配置が実行していない場合。
- 配置構成。配置構成が実行していない場合。
- 名前付き値のリスト。リストが使用されていない場合
表示内容 Interact Advanced Patterns
拡張パターンを配置した後で、情報提供のみを目的に、Interact Advanced Patterns の次の項目を表示できます。
- パターンで使用される推定イベントは、名前付き値リスト・マネージャに読み取り専用形式でリストされます。
- 拡張パターンを使用する各対話式チャネルに対し、1 つの読み取り専用ワークスペースが作成されます。
ワークスペースには 1 つの対話式チャネルに対して作成されたすべてのパターンが含まれます。ワークスペースの元は「コンポーネント・リスト」タブに「対話」としてリストされます。
ワークスペース名は、パターンが作成された対話式チャネルの名前です。ワークスペースの元は、ワークスペース・リストで「ワークスペースの編集」 をクリックすると開くウィンドウにリストされます。
- 1 つのデータ・ソースが Interact メッセージに対して作成され、デフォルトのオーディエンス・レベルに関連付けられます。そのデータ・ソースの「オーディエンス・レベル」フィールドの値は、各 Interact メッセージのオーディエンス・レベルを指定します。