データベースまたはスキーマを作成する

Interact システムがユーザーおよび対話データを保管できるように、データ・ソースをセットアップします。 Customer (ユーザー) テーブルを使用するか、または保管するデータ・タイプに基づいて固有のデータ・ソースをセットアップします。

このタスクについて

以下のステップを実行して、Interact のデータベースまたはスキーマを作成します。

手順

  1. Interact システム・テーブルのデータベースまたはデータベース・スキーマを作成します。 以下の表に、Interact システム・テーブルのデータベースまたはデータベース・スキーマを作成するときの、ベンダー固有のガイドラインについて記します。
    表 1. データベースまたはスキーマの作成に関するガイドライン
    データベース・ベンダー ガイドライン
    Oracle 環境を開くために自動コミット機能を有効にしてください。Oracle 資料の説明を参照してください。
    DB2® Unicode をサポートする必要がある場合、データベース・ページ・サイズを少なくとも 16K または 32K に設定します。DB2 資料の説明を参照してください。
    SQL Server Marketing Platform は SQL Server 認証を必要とするので、SQL Server 認証、または SQL Server 認証と Windows 認証の両方を使用します。必要に応じて、データベース認証に SQL Server が含まれるようデータベース構成を変更してください。また、SQL Server で TCP/IP が使用可能であることを確認します。
    注: 中国語、韓国語、日本語などマルチバイト文字を使用するロケールを有効にする場合、データベースがそれらのロケールをサポートするように作成されていることを確認します。
    注: データベースを作成するときには、すべてのデータベースで同じコード・ページを使用してください。このコード・ページは一度設定すると、変更できません。同じコード・ページを使用するようデータベースを作成していない場合は、そのコード・ページでサポートされる文字だけを使用する必要があります。例えば、プロファイル・データベース・コード・ページの文字を使用しないゾーンをグローバル・オファーで作成した場合、このグローバル・オファーは機能しません。
    注: Interact でのデータベース名は、使用される SQL のブランド (DB2、Oracle、SQL Server など) に対応する通常の ID (非引用 ID または正規 ID ともいう) の命名規則に従う必要があります。具体的な詳細については、データベース・プロバイダーの資料を参照してください。通常はすべての SQL のフレーバーで、英字、数字、および下線文字が許可されています。通常の ID で許可されないハイフンなどの文字を使用すると、それが原因で SQL 例外が発生する可能性があります。
  2. データベースのユーザー・アカウントを作成します。

    作成するアカウントには、少なくとも CREATE、SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、および DROP の各権限が必要です。

  3. データベースまたはスキーマとデータベース・アカウントとに関する情報を取得した後に、Interact インストール・ワークシートを印刷して、それらの情報を記入します。この情報は、後にインストール処理で使用できます。