ルール定義

ルール定義では、ルールのスコープを作成したり、そのスコープに対して実行するアクションを決定したりすることができます。

ルールのスコープは、そのルールに影響を受ける推奨コンタクトのセットです。スコープは、顧客、オファー、チャネル、時間など、さまざまなディメンションを使用して指定できます。

例えば、スコープは、以下に示すようなコンタクトのセットとして定義します。

• 「低評価」と呼ばれるセグメント内にある
• E メール・チャネルを通じてコンタクトされた
• 10% 割引のオファーを受けた

各顧客用の最大オファー数のルールを定義すると、このコンタクト・セットはこのようなコミュニケーションを絶対に 1 カ月に 2 件以上受け取らないようにすることができます。

このセクションでは、次に示す 3 つの主なルール定義について説明します。

• セグメント - ルールのスコープを、特定の顧客およびオーディエンス ID に関するものに限定する

  セグメントは、「顧客」、「各顧客の最小/最大オファー数」、「パッケージの最大数」、「最大複製オファー」、「一意のオファーの最小数」、「A と B を共に送らない」、「A の後に B を送らない」、および「A を送った場合のみ B を送る」の各ルールについて使用できます。

• オファー・リスト - ルールを特定のオファーに適用する

  オファー・リストは、「顧客」、「最小/最大オファー数キャパシティー」、「カスタム・キャパシティー」、「最小/最大総コスト」、「各顧客の最小/最大オファー数」「最大複製オファー」、「一意のオファーの最小数」、「A と B を共に送らない」、「A の後に B を送らない」、および「A を送った場合のみ B を送る」の各ルールについて使用できます。

• オファー・バージョン - ルールをオファー属性値によって定義されたとおりの、特定のオファー・バージョンにのみ適用する

  オファー・バージョンは、「顧客」、「最小/最大オファー数キャパシティー」、「カスタム・キャパシティー」、「各顧客の最小/最大オファー数」「最大複製オファー」、「一意のオファーの最小数」、「A と B を共に送らない」、「A の後に B を送らない」、および「A を送った場合のみ B を送る」の各ルールについて使用できます。