最適化プロセスを含んだフローチャートの作成

最適化に必要な推奨コンタクトを生成するためのフローチャートを作成するときは、データ操作プロセスと最適化プロセスを組み込む必要があります。

選択プロセスや抽出プロセスなどのデータ操作プロセスは、最適化プロセスに推奨コンタクトを渡します。最適化プロセスを構成するときに、それらのコンタクトを受け取る Contact Optimization セッションを指定します。

複数のデータ操作プロセスが最適化プロセスにコンタクトを送るようにすることができます。1 つのデータ操作プロセスから渡されたすべてのコンタクトが、1 つのセルを形成します。例えば、フローチャート内の 2 つの選択プロセスが単一の最適化プロセスに接続されているとします。Select1 からのコンタクトが 1 つのセルを形成し、Select2 からのコンタクトが別のセルを形成します。

さらに、それぞれの最適化プロセスが一意のパッケージを形成します。パッケージは Contact Optimization の重要な概念です。パッケージは単一の対話を表すからです単一「パッケージ」 (最適化プロセス) 内の、受信者に提示されるオファーはすべて、コンタクトの負担上、単一の対話とみなされます。定義により、単一パッケージ内のすべてのコミュニケーションが同時に、つまり同じコンタクト日に同じチャネルから行われます。異なる日付にコミュニケーションを送る必要がある場合や、異なるチャネルを使用してコミュニケーションを送る必要がある場合は、複数の最適化プロセスを使用しなければなりません。先の例の Select1 と Select2 の両方からのコンタクトは、すべて同じ最適化プロセス内にあるため、同じパッケージを形成します。

フローチャートに複数の最適化プロセスを含めることができます。最適化プロセスが複数あれば、複数の Contact Optimization セッションに同じコンタクトを送ることができます。例えば、チャネルまたはオファー・タイプごとに最適化セッションを 1 つ持つ場合や、1 つのフローチャートを使用して複数のパッケージを生成する場合です。