変換テーブルは、IBM® Digital Analytics と Campaign の統合をサポートするために必要です。通常、IBM コンサルティング、IBM ビジネス・パートナー、またはお客様の IT チームが、統合を構成する最初のステップとして変換テーブルを作成し、データを設定します。
このタスクについて
通常、変換テーブルは
IBM Digital Analytics からのオンライン・キー (registrationid) 用の列と、
IBM Campaign が使用する対応するオフライン・キー (オーディエンス ID) 用の列の 2 つの列で構成されます。テーブルを作成してから、データを設定する必要があります。
手順
- 以下のガイドラインに従って変換テーブルを作成します。
このテーブルは、IBM Campaign に選択を提供するユーザー・データ・ソース (通常は、エンタープライズ・データウェアハウスまたはデータマート) について構成する必要があります。 |
このデータ・ソースでは、ユーザーに対してテーブル作成権限を許可する必要があります。これは、IBM Campaign が、実行時に、データ・ソース上にセグメント定義を満たす ID のリストを収める一時テーブルを作成する必要があるためです。 |
最初の列の名前は、registrationid でなければなりません。- これに完全に一致する名前を使用する必要があります。
- このフィールドには、IBM Digital Analytics RegistrationID (オンライン・キー) が入ります。
- データ型は、IBM Digital Analytics の registrationID に定義されたものと同じデータ型でなければなりません。例えば、いずれも VARCHAR である、など。
- このフィールドのサイズは、何を registrationID に使用しているかに応じて異なります。例えば、registrationID に E メール・アドレスが含まれる場合、妥当なサイズは 256 です。
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2 番目の列には、IBM Campaign のプライマリー・オーディエンス・レベル ID (オフライン・キー) が入ります。- IBM Campaign に定義されているオーディエンス名を使用してください。
- オーディエンス ID とそのデータ型は、統合するシステムを保持するお客様によって決定されます。例えば、オーディエンス ID が CustomerID または AccountID であり、データ型が BIGINT であるなど。
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このテーブルには、1 つ のオーディエンスのみ含めることができますが、オーディエンスは複数のフィールド (列) で構成されていても構いません。 - パフォーマンスと保管時の利便性を考慮すると、ベスト・プラクティスは単一キー・オーディエンスを使用することです。
- プライマリー・オーディエンスが複数の物理キー (複合キー) で構成される場合、変換テーブルには、各オーディエンス・キー用の列と、registrationID 用の列が含まれている必要があります。例えば、プライマリー・オーディエンスがキー CustomerID および AccountID で構成されている場合、変換テーブルにはregistrationid、CustomerID、AccountID の 3 つの列が含まれていなければなりません。この要件は、複合オーディエンスに対してマッピングしている場合にのみ関係します。
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- 変換テーブルにデータを設定します。ガイドラインについては、変換テーブルのデータ・ソースを参照してください。
変換テーブルにデータを設定する方法は、それぞれのお客様の要件と構成によって異なります。
次のタスク
追加の必要なステップを実行して、統合を構成してください。例えば、
IBM Campaign 内の変換テーブルをマップする必要があります。全ステップのリストについては、
IBM Digital Analytics と Campaign の統合を参照してください。