Sametime®Sametime® プロキシサーバーでの iNotes® の使用

HCL Domino® 9.0 リリースには、HCL Sametime® プロキシサーバーのバージョン 8.5.2 IFR1 以上が必要です。

Domino® 8.5.3 リリースでは、Sametime® プロキシサーバーの更新が提供されていました。HCL iNotes®Sametime® プロキシサーバー Web 2.0 の操作性を実現するには、この更新が必要です。この更新には、IBM Sametime® バージョン 8.5.2 以上が必要です。
Sametime® プロキシサーバーは、iNotes® クライアントに対し、更新された機能の豊富な連絡先リストとチャットインターフェースを提供します。そのため、クライアント上でこれらのサービス用に JVM を使用する必要がなくなります。Sametime® プロキシサーバーは自己完結型の IBM® WebSphere® アプリケーション・サーバー アプリケーションであるため、最小限の設定変更を行うだけで、既存の iNotes®/Sametime® デプロイメントに簡単に追加することができます。Sametime® のインフラストラクチャを管理するには、Sametime® システムコンソールをデプロイします。

新規デプロイメントの場合は、最低でも次の 3 つのサーバーについて、それぞれ 1 つずつをインストールする必要があります。iNotes®Sametime®、および Sametime® プロキシ。

Sametime® プロキシサーバーとの iNotes® の統合を構成するには、以下のステップを実行します。
  1. HCL Domino® Administrator で [設定] タブをクリックして [サーバー] または [メッセージング] セクションを展開します。
  2. [設定] をクリックします。
  3. Configuration Settings document for the HCL iNotes mail server(s) を選択して、[設定の編集] をクリックします。
  4. [iNotes] タブを選択します。
  5. [インスタントメッセージ] セクションの [インスタントメッセージ機能] フィールドで、[Sametime Web クライアント統合] を選択します。
  6. [Sametime サーバーが使うディレクトリ形式] フィールドで、directory type you chose during Sametime server setup and installation を選択します。
  7. (オプション) [HTTP の使用時に使用する Sametime プロキシサーバーのロケーション] フィールドに、HTTP を使用して iNotes® にログインするときに使用するfully qualified HTTP server name, a colon (:) (オプションでport number) を入力します。

    例えば、http://server.domain.com:9080 と入力します。

  8. (オプション) [HTTPS の使用時に使用する Sametime プロキシサーバーのロケーション] フィールドに、HTTPS を使用して iNotes® にログインするときに使用するfully qualified HTTPs server name, a colon (:) (オプションでport number) を入力します。

    例えば、https://server.domain.com:9443 と入力します。

  9. 文書を保存して閉じます。