Fixup を実行して IMAP を使用するためにメールファイルを準備する

ユーザーのメールファイルに適切なファイル形式が使用されるように Compact を実行した後、メールファイルで Fixup タスクを実行します。Fixup タスクを実行する場合、対象のメールファイルのデータベースには排他的にアクセスする必要があるため、Fixup を実行する前にサーバーをシャットダウンする必要があります。Domino® R5 以降のメールテンプレートに基づいたメールファイルの場合、Fixup を実行する必要はありません。

手順

  1. サーバーをシャットダウンします。
  2. Microsoft Windows コマンドプロンプトから Domino® プログラムディレクトリに移動します。例えば、Domino® をデフォルトのロケーションにインストールした場合、次のように入力します。
    cd c:\hcl\domino
  3. 特定のメールファイルで Fixup を実行するには、次のように入力します。
    nFixup pathmailfile

    path には、Domino® データディレクトリからのデータベースの相対パスを指定し、mailfile には、メールファイルデータベースの名前を指定します。たとえば、フォルダ DATA\MAIL にあるメールファイルデータベース USER.NSF で Fixup を実行するには、次のように入力します。

    nFixup mailuser.nsf
    注: サーバーでトランザクションログが有効な場合、-j スイッチを指定して Fixup を実行します。たとえば、次のようになります。
    nFixup -j mailuser.nsf

次のタスク

Fixup を実行すると、メール変換ユーティリティを実行して、メールファイルでの IMAP の使用を可能にできます。