ディレクトリアシスタントとリモート LDAP ディレクトリのフェイルオーバー

ディレクトリアシスタントで設定されているリモート LDAP ディレクトリが使用不能になったときにフェイルオーバーが発生するようにするには、リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書の [LDAP] タブで、[ホスト名] フィールドに複数のホスト名を入力します。ホスト名はコンマで区切ります。1 番目に指定されている LDAP ディレクトリサーバーが使用不能になると、Domino® サーバーは、次にリストされている LDAP ディレクトリサーバーを使用しようとします。以下同様にリストされているサーバーを使用します。

ディレクトリアシスタント文書で選択した設定は、[ホスト名] フィールドで指定した各ホスト名に適用されます。ただし、[ポート] フィールドで指定した値は除きます。ホスト名の後ろにコロン (:) を続け、さらにそれにポート番号を続けた値を [ホスト名] フィールドに指定すると、[ポート] フィールドの指定とは異なるポートを持つホスト名のポートを指定できます。たとえば、次のような値を [ホスト名] フィールドに入力できます。

ldap1.renovations.com:390, ldap2.renovations.com:391