Domino ランゲージパックのサイレントインストール

ランゲージパックのサイレントインストールを実行する際、ランゲージパックインストーラは LPSilent.ini ファイルでインストールパラメータを参照します。ファイルがない場合は、GUI インストールまたはコンソールインストール時にプロンプトに従ってパラメータを指定します。

始める前に

LPSilent.ini ファイルを作成します。ファイルをゼロから作成するのを避けたい場合は、1 つの Domino サーバーで GUI またはコンソールからランゲージパックインストーラを実行できます。インストールによってプログラムディレクトリに LPSilent.ini ファイルが作成され、このファイルを使用して GUI インストールまたはコンソールインストール時に指定されたインストールパラメータを取得します。次に、この LPSilent.ini ファイルを使用して他のサーバー上でサイレントインストールを実行し、必要に応じてカスタマイズします。

LPSilent.ini ファイルの設定」を参照してください。

手順

次の表に、各 Domino プラットフォームにランゲージパックをサイレントインストールするためのコマンドを示します。
注: 次の表に示すコマンドには、LPSilent.ini ファイルへのパスが含まれます。このパスを省略した場合、インストーラはランゲージパックインストーラディレクトリでファイルを捜します。
1. プラットフォーム別のランゲージパックインストーラのサイレント実行
プラットフォーム コマンド
Linux Silent Installer

./LNXDomLP110 -i silent -DSILENT_INI_PATH="<fullpath>/LPSilent.ini"

以下に例を示します。 ./LNXDomLP110 -i silent -DSILENT_INI_PATH="/opt/hcl/domino/LPSilent.ini"

AIX Silent Installer

./AIXDomLP110 -i silent -DSILENT_INI_PATH="<fullpath>/LPSilent.ini"

以下に例を示します。 ./AIXDomLP110 -i silent -DSILENT_INI_PATH="/opt/hcl/domino/LPSilent.ini"

Windows Silent Installer

WINDomLP1100.EXE -i silent -DSILENT_INI_PATH="<fullpath>/LPSilent.ini"

以下に例を示します。 DomLP110_W64.EXE -i silent -DSILENT_INI_PATH="C:\Program Files\HCL\Domino\LPSilent.ini"

IBM i Silent Installer for Windows

iSeriesDomLP1100.bat -i silent -DSILENT_INI_PATH="<fullpath>/LPSilent.ini>"

以下に例を示します。DomLP110_iSeries.EXE -i silent -DSILENT_INI_PATH="C:\tmp\LPSilent.ini"

注: Linux および AIX では、UNIX ルートユーザーとしてログインしてランゲージパックをインストールします。