ID のダウンロードでダウンロード権限を要求する

不正なユーザーがボールトから ID ファイルをダウンロードしないようにするため、ID のダウンロード権限を要求します。

手順

  1. ユーザーのポリシーに使用されているセキュリティ設定文書を編集モードで開き、[ID ボールト] タブをリックします。
  2. 次のフィールドを編集して文書を保存します。
    1. [ID ボールト] タブのフィールド

    フィールド

    説明

    自動 ID ダウンロードを許可する

    [いいえ] を選択します (デフォルトは [はい])。

    ID ダウンロードを許可する期間

    ユーザーがパスワードを忘れた場合、またはローカルの ID ファイルがなくなった場合に、復旧する ID の新しいコピーをダウンロードできる期間を日数と時間数で指定します。

    注: ユーザーごとのダウンロード数の制限は、パスワードをリセットする際に、または [ID ダウンロード回数の設定] ツールを使用して指定します。

    ID ダウンロード権限の失敗メッセージ

    ダウンロードの時間帯やカウント制限を超えたユーザーに対して表示するテキストを入力します。以下に例を示します。

    123-4567 に電話して、ID ボールトから ID をダウンロードできるよう依頼してください。
    注: SAML Notes 統合ログインまたは SAML Web 統合ログインを認証方法として使用して ID ボールトから Notes ID ファイルを取得する場合は、ID ボールトのポリシー設定の [自動 ID ダウンロードを許可する] の値は無視されます。これは、SAML 認証では ID ボールトの ID ファイルへの無制限のダウンロードアクセスが必要なためです。

    統合ログインで [ID ボールトを使用したパスワード認証を許可] 設定が有効になっている場合でも、パスワード認証には [自動 ID ダウンロードを許可する] 設定が使用されます。[ID ボールトを使用したパスワード認証を許可] 設定は、セキュリティ設定ポリシー文書の [統合ログイン] > [統合ログインの追加設定 (Notes または Web)] セクションにあります。