特定のデータベースについてトランザクションログ機能を無効にする

サーバーでトランザクションログを設定すると、Domino® によってそのサーバーのすべてのデータベースのログが記録されます。特定のデータベースのトランザクションログを無効にすることもできますが、推奨しません。システム障害時またはメディア不良時に、ログが有効でないデータベースが破損すると、Fixup タスクを実行してデータベースを復旧しなければならないからです。

このタスクについて

Domino 8.5 以降で使用できる Domino 添付ファイルとオブジェクトサービスを使用して、添付ファイルを選択したデータベース内に統合する場合は、トランザクションログが必要でこれを有効にしておく必要があります。

特定のデータベースのトランザクションログ機能を無効にするには

始める前に

詳細データベースプロパティは、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [管理者] フィールドにリストされている管理者のみが使用できます。

手順

  1. 次のいずれかの方法で、[トランザクションのログを無効] を選択します。
    • データベースを新規作成する場合は、[データベースオプション] ダイアログボックスを使用します。
    • 既存のデータベースを使用している場合は、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブを使用します。
    • Domino Administrator の [ファイル] タブでデータベースを選択し、[ツール] > [データベース] > [詳細プロパティ] を選択します。
  2. すべてのユーザーがデータベースを閉じているのを確認します。
  3. flush パラメータを指定して Dbcache コマンドを実行し、データベースキャッシュのデータベースを閉じます。
  4. データベースを開きます。

次のタスク

特定のデータベースのトランザクションログを再度有効にするには、上記の操作を繰り返しますが、手順 1 では [トランザクションログを無効] の選択を解除します。