Fixlet とタスクの相違点

BigFix コンソールにおける Fixlet とタスクの定義を詳しく調べると、同じ項目があります。この 2 つの間の相違点は、有効範囲とデフォルトの動作にあります。

有効範囲の関連事項:
  • Fixlet は、施行ルールに対するコンプライアンスが欠如している場合に、それを修正するために使用されます。要約すると、Fixlet は、既知の「破られた」条件を取り出して、それを修正します。
  • タスクとは、実行する構成アイテムのことです。言い換えると、タスクは、「必ずしも破られたとは言えない条件」を取り出して、それを、「必ずしも修正されたとは言えない」何か他のものに変更します。
例:
  • Fixlet は、Update AntiVirus definitionに例えることができます。
  • タスクは、Run Antivirus scanに例えることができます。
デフォルトの動作の関連事項:
  • Fixlet は、アクション・スクリプトを終了すると、関連度をチェックし、それが true (Fixlet は関連状態にある) から false (破られたものはすべて修正済みである) に変化していることを確認し、それが完了したら、「修正済み」と報告します。
  • タスクは、アクション・スクリプトを終了したときに、関連度を再度チェックしません。アクション・スクリプト内のすべての行が完了した場合、クライアントはそのアクションは正常に完了したと見なし、「完了」と報告します。したがって、ベスト・プラクティスとしては、タスクが実行されて正常に完了したことを確認するために、タスクによって実行されるアクションに対して成功条件を設定することをお勧めします。