例: ディレクトリーのフィルタリングおよび除外

この例では、Microsoft include ファイルを含む検出結果のみを示すフィルターが作成されます。このフィルターは、後で検出結果を絞り込むために使用します (フィルターに一致するすべての検出結果を除外します)。

手順

  1. 「フィルター・エディター」ビューの「ディレクトリー」セクションで、Microsoft include ファイルのパスを追加します (C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\include など)。
  2. 「制限」を選択して、これを包含ルールにします。
  3. 「検出結果」ビューのツールバーで、「フィルターに一致しない検出結果の表示」をクリックし、Microsoft ヘッダー・ファイルの検出結果のみが表示されるようにします。この機能により、フィルターの反転をグローバルに適用して再度スキャンした後に、スキャン結果がどのようになるか確認できます。
  4. 名前を付けてフィルターを保存します (MS Includes など)。
  5. 「構成」パースペクティブに戻り、「エクスプローラー」ビューで、C/C++ アプリケーションまたはプロジェクトを選択します。
  6. アプリケーションを選択した場合は、「プロパティー」ビューの「除外およびフィルター」タブを開きます。プロジェクトを選択した場合は、「プロパティー」ビューの「フィルター」タブを開きます。[追加] をクリックします。「MS Includes」を選択してから、「フィルターの反転」を選択します。
  7. 「プロパティー」ビューで変更内容を保存し、アプリケーションまたはプロジェクトを再度スキャンします。
  8. トリアージに戻ります。除外に含まれる検出結果は、「除外された検出結果」ビューに表示されます。