適用済みフィルターの判別

評価における検出結果に対してフィルターがどのように適用されたかをすばやく判別できるようにするために、AppScan® ソース は、フィルター・インディケーターを提供します。

AppScan Source for Development (Eclipse プラグイン) では、フィルター・インディケーターはメイン・ワークベンチの下部にあります。

適用されたフィルターがない場合、ワークベンチの下部にあるフィルター・インディケーターには、「検出結果はフィルターに掛けられていません」と表示されます。

フィルターが適用されている場合、インディケーターは、「検出結果はフィルターに掛けられています」を表記されたリンクに変更されます。このリンクを選択すると表示されるメッセージで、フィルターがどのように適用されているのか判別できます。

  • 「スキャン時間フィルター」は、アプリケーションおよびプロジェクトに適用されるグローバル・フィルターです。このフィルタリング・メカニズムは、AppScan Source for Analysis でのみサポートされます。このタイプのフィルタリングは、Eclipse プロジェクトが AppScan Source for Analysis でフィルタリングを組み込むように変更されたか、評価が AppScan Source for Analysis で作成された場合の AppScan Source for Development (Eclipse プラグイン) でのみ見られます。
    • 評価が、フィルターが構成されていないアプリケーションまたはプロジェクトのスキャン結果の場合、スキャン時にフィルターが適用されなかったことを通知するメッセージが表示されます。
    • スキャンされたアプリケーションまたはプロジェクトにフィルターが構成されている場合、構成済みフィルターが名前でリストされます。
    • 場合によっては、スキャン時フィルターが適用されたことを AppScan ソース が検出しても、これらのフィルターに関する情報が評価に含まれていないことがあります。例えば、古い評価を開いた場合は、このような状態になります。
  • 「現行フィルター (Current filters)」は、スキャン後に検出結果に適用されたフィルターです。メッセージに、適用された現行フィルターはないか、またはフィルターが適用されたかどうかが示されます。フィルターが適用されている場合は、リセット・リンクを選択できます。このリンクを選択すると、現行フィルターが検出結果から削除されます。

評価を開くと、評価の概要にスキャン時間フィルターが名前でリストされます。「スキャン時間フィルター」は、アプリケーションおよびプロジェクトに適用されるグローバル・フィルターです。このフィルタリング・メカニズムは、AppScan Source for Analysis でのみサポートされます。このタイプのフィルタリングは、ソリューションが AppScan Source for Analysis でフィルタリングを組み込むように変更されたか、評価が AppScan Source for Analysis で作成された場合の AppScan Source for Development (Visual Studio プラグイン) でのみ見られます。