フローティング・ライセンスの使用

このタスク・トピックでは、AppScan® ソース のフローティング・ライセンスを構成する手順について説明します。

手順

  1. AppScan ソース License Manager で、「ライセンス・サーバーの構成」をクリックして、「ライセンス・サーバーの構成」ダイアログ・ボックスを開きます。
  2. 「クラウド・ライセンス・サーバーの使用」または「ローカル・ライセンス・サーバーの使用」を指定します。
    注: クラウド・ライセンス・サーバーを使用するには、AppScan ソースhclsoftware.compliance.flexnetoperations.com へのアクセス権が必要です。
  3. 「ホスト名」hclsoftware と入力し、「サーバー ID」を指定して、「OK」をクリックします。複数のライセンス・サーバーを追加する場合は、このステップを繰り返します。
  4. 以前構成したライセンス・サーバーのホスト名またはサーバー ID を編集する必要がある場合は、AppScan Source License Manager のリストでサーバーを選択し、「ライセンス・サーバーの構成」をクリックします。「ライセンス・サーバーの確認」ダイアログ・ボックスがっ開き、「ホスト名」および「サーバー ID」フィールドにデータが入力されています。これらの設定を編集し、「OK」をクリックして変更を保存することができます。
  5. 複数のライセンス・サーバーを追加した場合は、このダイアログ・ボックス内のリストに表示される順序でライセンス・サーバーがスキャンされます。AppScan ソース 機能の有効なフローティング・ライセンスが検出されると、フローティング・ライセンスのスキャンが停止します。

タスクの結果

ライセンス・サーバーに変更を加えた場合は、「更新」をクリックして、License Manager が現在のライセンス・サーバー情報にアクセスできるようにします。

フローティング・ライセンス・サーバーの構成が終了したら、AppScan ソース License Manager を閉じます。これで、インストール済み製品の起動時に、これらのライセンスが使用されるようになります。

注: AppScan ソース フローティング・ライセンスは、Rational License Key Server のサポート対象バージョンでホストされている必要があります。それより低いレベルの Rational License Key Server でホストされている場合、AppScan Source License Manager にライセンスが表示されても AppScan ソース では使用できません。AppScan ソース でサポートされる Rational License Key Server のバージョンについては、「システム要件およびインストールの前提条件」を参照してください。

AppScan Source for Development を使用するチームでは、フローティング・スキャン・ライセンスをユーザー・インターフェースから直接リリースできるので、他のチーム・メンバーがライセンスを必要とするときにはその獲得が可能です。ローカル・モード には、「スキャン・ライセンスの解除」というアクションがあります。一方、サーバー・モード では、ライセンスは「サーバーからログアウト」アクションの一環として解除されます。ライセンスの解除後は、スキャンの開始時にライセンスが自動的に再度取得されます (ライセンスが使用可能な場合)。