「ファイル」メニュー

「ファイル」メニューには、アプリケーション、プロジェクト、評価に関するオプションが用意されています。また、このメニューで製品を終了することができます。「ファイル」メニュー項目の中には、コンテキストに依存するものがあります。このような項目は、アクティブになっているビュー、およびそのビューで現在選択されている項目によって表示内容が異なります。

表 1. 「ファイル」メニュー
メニュー項目 説明 キーボード・ショートカット
「アプリケーションを追加」 > 「新規アプリケーションの作成」 新規アプリケーションを一連のアプリケーションに追加します。このアクションによって、新規アプリケーション・ウィザードが起動します。 Ctrl+Ncommand+N
「アプリケーションの追加」 > 「既存のアプリケーションを開く」 これにより「オープン」ダイアログ・ボックスが起動します。このダイアログ・ボックスで、既存のアプリケーションを参照して、一連のアプリケーションに追加できます。追加可能なファイルまたはディレクトリー・タイプには、 .paf .sln.dsw .xcodeproj.xcworkspace.ewf が含まれます。 Ctrl+Ocommand+O
「アプリケーションを追加」 > 「既存の Eclipse ベースのワークスペースのインポート」 これにより「ワークスペースの追加」ダイアログ・ボックスが起動します。このダイアログ・ボックスで、Java™ プロジェクトが含まれている既存の Eclipse ワークスペースまたは IBM® Rational® WebSphere® Software (RAD) のアプリケーション開発者 ワークスペースを追加できます。ワークスペースがインポートされたら、そこに含まれている任意の Java プロジェクトをスキャンできます。
注: ワークスペースをインポートする前に、Eclipse プロジェクトおよび Rational WebSphere Software (RAD) のアプリケーション開発者 プロジェクトの開発環境の構成で説明されているように開発環境がインストールおよび更新されていることを確認してください。
「アプリケーションを追加」 > 「アプリケーション・サーバーからのインポート」 Apache Tomcat または WebSphere アプリケーション・サーバー Liberty アプリケーション・サーバーから既存の Java アプリケーションをインポートします。
「アプリケーションの追加」 > 「複数のアプリケーション」 複数のアプリケーションをアプリケーションのセットに追加します。このアクションは、アプリケーションを検索するディレクトリーを指定可能なダイアログ・ボックスを起動します。検索結果で、追加する 1 つまたは複数のアプリケーションを選択できます。
「アプリケーションの追加」 > 「アプリケーションのディスカバー」 これにより、アプリケーション・ディスカバリー・アシスタントが起動します。これを使用すると、Java および Microsoft™ Visual Studio ソース・コード用のアプリケーションおよびプロジェクトを迅速に作成および構成できます。
アプリケーションの削除 このアクションは、「エクスプローラー」ビューでアプリケーションを選択している場合に使用可能です。これを選択すると、選択されているアプリケーションが削除されます。
「プロジェクトの追加」 > 「新規プロジェクト」 このアクションは、「エクスプローラー」ビューでアプリケーションを選択している場合に使用可能です。これを選択すると、アプリケーションに新規プロジェクトを追加できます。このアクションによって、新規プロジェクト・ウィザードが起動します。
「プロジェクトの追加」 > 「既存のプロジェクト (Existing Project)」 このアクションは、「エクスプローラー」ビューでアプリケーションを選択している場合に使用可能です。これを選択すると、アプリケーションに既存のプロジェクトを追加できます。このアクションによって開かれるダイアログ・ボックスで、 .ppf.vcproj.vcxproj.csproj.vbproj.dsp または .epf ファイル -あるいは .xcodeprojディレクトリー - を参照して開くことができます。
注: .pbxproj ファイルを AppScan ソース プロジェクトとしてオープンまたはインポートできます。
「プロジェクトの追加」 > 「プロジェクトのコピー」 このアクションは、「エクスプローラー」ビューでプロジェクトを選択している場合に使用可能です。これを選択すると、ダイアログ・ボックスが開き、プロジェクトを別のアプリケーションにコピーしたり、現在プロジェクトが含まれているアプリケーションにそのプロジェクトのコピーを作成したりすることができます。
「プロジェクトの追加」 > 「複数のプロジェクト」 「エクスプローラー」ビューで選択したアプリケーションに複数のプロジェクトを追加します。このアクションは、以下のいずれかのタスクを実行するダイアログ・ボックスを起動します。
  • プロジェクトを検索するディレクトリーを指定します。
  • プロジェクトを検索するワークスペースを指定します。
  • プロジェクトを検索する Microsoft ソリューション・ファイルを指定します。

検索結果で、追加する 1 つまたは複数のプロジェクトを選択できます。

登録 選択したアプリケーションまたはプロジェクトを AppScan ソース に登録します。アプリケーションおよびプロジェクトを AppScan ソース・データベース に公開するには、事前に登録しておく必要があります。
登録抹消 選択したアプリケーションまたはプロジェクトの登録を抹消します。
評価を開く これにより「オープン」ダイアログ・ボックスが起動します。そのダイアログ・ボックスで、AppScan ソース 評価ファイルを参照できます。開くことができるファイルのタイプとしては、.ozasmt および .xml があります。 [F7]
評価を閉じる 現在、「トリアージ」パースペクティブで開いている評価を閉じます。
評価の保存 開いている評価をファイルに保存します。 Ctrl+Shift+Sshift+command+S
評価に名前を付けて保存 評価を別の名前で保存したり、別のディレクトリーに保存したり、別の名前で別のディレクトリーに保存したりします。
評価の公開先: AppScan ソース 現在の評価を AppScan ソース・データベース に格納します。スキャンされたアプリケーション (またはアプリケーションに含まれているプロジェクトまたはファイル) は、登録しないと、公開アクションを実行できません。アプリケーションが登録されていない場合は、公開アクションを選択したときに登録するように要求されます。
に評価を公開 AppScan Enterprise Console ご使用の AppScan Enterprise ServerEnterprise Console オプションを指定してインストールされている場合は、Enterprise Console に評価を公開することができます。

Enterprise Console に評価を公開するには、AppScan Enterprise Console 設定ページに有効な値を入力しておく必要があります。

保存 このアクションは、次のような状況で使用できます。
  • アプリケーションのプロパティーが「プロパティー」ビューで変更されている。
  • プロジェクトのプロパティーが「プロパティー」ビューで変更されている。
  • 内部エディターで開いているファイルが変更されている。

このような変更を保存する場合に、このアクションを選択します。

Ctrl+Scommand+S
終了 AppScan Source for Analysis を終了します。 command+Q
注: AppScan Source for AnalysisAppScan Source for Automation、および AppScan Source コマンド行インターフェース でサポートされているインポート・ファイルのバージョンを確認するには、システム要件およびインストールの前提条件を参照してください。このページで、使用している AppScan ソース のバージョンのタブを選択してから、使用している AppScan ソース コンポーネントを選択します。AppScan ソース が他の開発環境からのファイルのオープンおよびスキャンをサポートする場合、そのサポートは、 「Supported Software」 タブの 「Compilers and Languages」 セクションにリストされています。