Eclipse Photon プラグインが _cairo_operator_bounded_by_source: アサーション: 'NOT REACHED' failed を表示してクラッシュする
Red Hat Linux で、Eclipse Photon 用の Eclipse プラグインをインストール後、レポートの場所をクリックすると (またはソース・コードの行をエディターで開くトリガーとなる何らかの操作で) Eclipse がクラッシュします。
症状
Eclipse のクラッシュ後、コンソールで次のエラーが発生します。
*WARNING: SWT requires Cairo 1.9.4 or newer
*WARNING: Detected: 1.8.8
...
...
java:cairo-misc.c:380:_cairo_operator_bounded_by_source: Assertion 'NOT REACHED' failed.原因
システム内で旧バージョンの Cairo が検出されました。SWT では Cairo 1.9.4 以上を使用する必要があります。
解決
Cairo のバージョンを更新してください。
ただし、一部の RHEL システムでは最新の Cairo バージョンをサポートしません。例えば、Cairo 1.8.8 がインストールされている RHEL 6.8 です。
>sudo yum install cairo-devel
Setting up Install Process
client-rhn | 3.7 kB 00:00
Package cairo-devel-1.8.8-6.el6_6x86_64 already installed and latest version
Nothing to do最新バージョンが取得されていないことに注意してください。このようなケースでは、新しい Linux カーネル・バージョンが役に立つ場合があります。
一部のオンライン・リソースでは、
eclipse.ini ファイル内の -vmargs の後に次の行を追加することで、この問題に対処できることが示されています。-Dorg.eclipse.swt.internal.gtk.cairoGraphics-false