レポート配置オプション
レポート SQL ジェネレーター・ツールの実行時に、配置オプションを選択できます。
レポート SQL ジェネレーター・ツールを実行する場合は、スクリプトでビュー、実体化ビュー、またはテーブルを作成するかどうかを指定します。使用する配置オプションは、システムに含まれるデータの量によって異なります。
- 小規模な実装環境の場合は、必要に応じて、実稼働データを直接照会するレポート・ビューを効率的に実行することができます。効率がよくない場合は、具体化されたビューを試してみてください。
- 中規模の実装環境の場合は、実稼働システム・データベースで具体化されたビューを使用するか、またはレポート・テーブルを別のデータベースにセットアップします。
- 大規模の実装環境の場合は、別個のレポートデータベースを構成します。
すべての実装環境で、Cognos® Connection Administration を使用して、大量のデータを取得するレポートを業務外の時間帯に実行するようにスケジュールすることができます。
具体化されたビューおよび Microsoft SQL Server
レポート・アプリケーションは、Microsoft SQL Server の具体化されたビューをサポートしていません。
SQL Server では、具体化されたビューは「インデックス・ビュー」と呼ばれています。しかし、SQL Server 上のビューにインデックスを作成する定義では、特定の集計、関数、およびレポート・ビューが含まれているオプションを使用することができません。したがって、SQL サーバー・データベースを使用している場合は、ビューまたはレポート・テーブルを使用してください。
eMessage および Oracle
ご使用のシステムに eMessage があり、データベースが Oracle である場合は、具体化されたビューまたはレポート・テーブルを使用する必要があります。
eMessage から IBM DB2
ご使用のシステムに eMessage があり、データベースが IBM® DB2® である場合は、具体化されたビューまたはレポート・テーブルを使用する必要があります。
データ同期
実体化ビューまたはレポート・テーブルと一緒に配置する場合、データを実稼働システムのデータと同期する頻度を決定します。その後、データベース管理ツールを使用して、データの同期化処理をスケジュールに入れ、定期的にレポート・データを最新表示してください。
eMessage の場合、eMessage デルタ・リフレッシュ・ストアード・プロシージャーを実行するときに、具体化されたビューは自動的に最新表示されます。詳しくは、eMessage の場合のみ: ストアード・プロシージャーをスケジュールして実行する方法を参照してください。