プロパティー・ファイルの編集と同期

プロパティー・ファイルにより、IBM® Marketing Software のどのグループが Cognos で複製されるかが決まります。プロパティー・ファイルを編集して、Cognos に同期させる Marketing Platform グループを指定します。

始める前に

Marketing Platform で、グループを作成してそれぞれに役割を関連付け、これらのグループのユーザー・メンバーを作成することにより、レポート・アクセス権限を設計します。

Cognos サービスを停止します。プロパティー・ファイルを編集した後にサービスを再始動します。

このタスクについて

プロパティー・ファイルを編集して同期させるには、以下のステップを実行します。

手順

  1. Cognos インストール済み環境にある webappsp2pdWEB-INFAAAlib を参照します。
  2. ReportSecurityConfig.properties をテキスト・エディターで開きます。
  3. プロパティーを設定するには、このファイル内の説明に従ってください。

    例えば、次のようにプロパティーを設定できます。

    • useFolderSecurity=true
    • createEMMProductReportGroupsToSecureCognosReportFolders=Campaign

      Cognos では、サブフォルダーは、ここで指定したフォルダーの下に作成されます。

    • createCampaignReportsSyncFolderPermissionGroups=true
    • createUserGroupInCognosSameAsPlatformGroup=Test_grp

      ここで指定するグループは、Marketing Platform 内に存在している必要があります。

    • createUserGroupInCognosWithPlatformUserRole=User_Defined_Role01

      ここで指定する役割は、Marketing Platform 内に存在している必要があります。

  4. Cognos サービスを再始動します。
  5. プロパティー・ファイルを同期させるには、IBM Marketing Software ユーザー・インターフェースで、「設定」 > 「レポート・フォルダー権限の同期」を選択します。