Cognos での新しい名前空間プロバイダーの構成
CJAP のために Cognos で新しい名前空間プロバイダーを構成します。
このタスクについて
名前空間プロバイダーを構成するには、以下のステップを実行します。
手順
- Cognos Configuration で「セキュリティー」 > 「認証」フォルダーにナビゲートします。
- 「認証」フォルダーに名前空間リソースを追加します。
- 名前空間に名前を指定します。
- 「タイプ」 > 「カスタム Java プロバイダー」を選択して、「OK」をクリックします。
これにより、セキュリティー CJAP のための名前空間が作成されます。
- 名前空間を選択し、名前空間に付けた名前をプロバイダーの ID として入力します。
- クラス名として com.ibm.emm.cognos.provider.EMMSuiteSecurityCJAP を入力します。
先頭と末尾にはスペースを使用しないでください。
- 「認証で選択可能」プロパティーに、テストの目的で「True」を設定します。
- True を設定すると、ユーザーは IBM® Marketing Software の資格情報を使用して Cognos にログインできます。
外部ユーザーはパスワードなしでログインできるので、これは実稼働時にはお勧めできません。
- False を設定すると、この名前空間は Cognos UI 上での認証には使用できませんが、IBM Marketing Software との統合は機能します。
テスト完了後、この設定を変更してください。
- True を設定すると、ユーザーは IBM® Marketing Software の資格情報を使用して Cognos にログインできます。
- IBM Marketing Software で Report_System 役割を持つ IBM Marketing Software アカウントを使用して、新しい名前空間の下で Cognos にログインします。
URL は、http://host:port/ibmCognos/cgi-bin/Cognos.cgi のようになります。
Cognos アプリケーションが表示されたら、認証プロバイダーは機能しています。
- IBM Marketing Software で、「設定」 > 「構成」にナビゲートし、「レポート | 統合 | Cognos 10 | 認証の名前空間 (Autentication namespace)」構成プロパティーを、Cognos で設定した名前と同じ名前に設定します。
- Cognos レポートが IBM Marketing Software で正常に実行されることを確認します。
親トピック: CJAP セキュリティーを実装する方法