並列実行の度合いの値を構成することができます。Interact イベント・パターン・レポートの集計処理において並列実行の度合いを高めると、経過時間が減少します。この度合いを高い値に設定すると、ハードウェア・リソースの要件もそれに比例して高くなります。
このタスクについて
Interact イベント・パターン・レポートのレンダリングが高速になるように、集計処理実行の度合いを構成します。
度合いの値が 3 のデータベース・ジョブを構成するには、ご使用のデータベースに応じて、以下のいずれかのステップを実行します。
手順
- Oracle の場合: Interact の ETL データベースに対して、
execute SP_POPULATE_PATTERN_LOCK(3) コマンドを実行します。
- IBM® DB2® の場合: Interact の ETL データベースに対して、
call SP_POPULATE_PATTERN_LOCK(3) コマンドを実行します。
- SQL Server の場合: デフォルトの acir_jobs_sqlserver.sql スクリプトを実行して、度合いの値が 1 および 2 のデータベース・ジョブを作成します。度合いの値が 1 および 2 のパターンが、UARI_PROCESSED_PATTERNS テーブルに集約されます。
Match All Pattern (すべて一致パターン) を度合い 3 に変更するには、度合い 1 のサンプル・コードをコピーし、以下の手順を実行します。
- @job_name の値を JOB_MA_3 に設定します。
- @p_parallel_degree の値を 3 に設定します。
Interact の ETL データベースに対して、次のコマンドを実行します。
DECLARE
@jobId BINARY(16),
@status int,
@schedule_name varchar(16),
@dbname varchar(100)
set @dbname= (SELECT DB_NAME());
EXEC msdb.dbo.sp_add_job @job_name=N'JOB_MA_3',
@job_id = @jobId OUTPUT;
EXEC msdb.dbo.sp_add_jobstep @job_id=@jobId, @step_name=N'first',
@command=N'EXEC [dbo].[SP_POPULATE_PATTERN_MATCHALL]
@p_parallel_degree = 3',
@database_name=@dbname;
EXEC msdb.dbo.sp_add_jobserver @job_id=@jobId,
@server_name=N'(local)';
GO
Counter Pattern (カウンター・パターン) および Weighted Counter Pattern (重みづけカウンター・パターン) の度合いを作成し、コマンドを ETL データベースに対して実行できます。
Counter Pattern を度合い 3 に変更するには、度合い 1 のサンプル・コードをコピーして、次の手順を実行します。
- @job_name の値を JOB_C_3 に設定します。
- @p_parallel_degree の値を 3 に設定します。
Weighted Counter Pattern を度合い 3 に変更するには、度合い 1 のサンプル・コードをコピーして、次の手順を実行します。
- @job_name の値を JOB_WC_3 に設定します。
- @p_parallel_degree の値を 3 に設定します。