Campaign および eMessage の場合のみ: ビューまたは具体化されたビューの作成

SQL スクリプトを使用して、Campaign および eMessage 用のビューまたは具体化されたビューを作成することができます。レポート・アプリケーションは、ビューまたは具体化されたビューを使用して、レポート可能データを抽出します。

このタスクについて

注: Oracle および DB2® の場合、eMessage には具体化されたビューが必要です。SQL Server の場合、eMessage にはビューが必要です。

Campaign または eMessage 用のビューまたは具体化されたビューを作成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 前に生成して保存してある SQL スクリプトを見つけます。
  2. データベース管理ツールを使用して、構成するレポート・パッケージに該当するアプリケーション・データベースに対して適切なスクリプトを実行します。
    注: DB2 データベースで具体化されたビューを作成するスクリプトを実行すると、次のエラーが表示される場合があります。

    SQL20059W マテリアライズ照会表 table-name は、照会の処理を最適化するために使用できません。

    この場合でも、具体化されたビューは正常に作成されます。

    DB2 データベースを使用する Campaign の場合は、ステップ 3 に進みます。

    eMessage の場合は、ステップ 4 に進みます。

  3. DB2 データベースを使用する Campaign の場合は、DB2 ヒープ・サイズを 10240 以上に増やします。デフォルトのヒープ・サイズは 2048 です。次のコマンドを使用して、ヒープ・サイズを増やします。
    db2 update db cfg for databasename using stmtheap 10240

    databasename は、Campaign データベースの名前です。

    ヒープ・サイズを増やすことで、ユーザーが収支サマリー・レポートのようなレポートの実行時にキャンペーンをすべて選択した場合でも、IBM® Cognos® が SQL エラー・メッセージを表示することがなくなります。

  4. eMessage の場合は、以下のステップを実行します。
    1. レポート・パック・インストール済み環境の ReportsPackCampaign\tools ディレクトリーで、uare_lookup_create_DB_type.sql スクリプト (ここで、DB_typeCampaign のインストール済み環境用の該当するデータベース・タイプ) を見つけます。
    2. スクリプトの該当するバージョンを編集して drop table ステートメントを除去し、スクリプトを保存します。
    3. Campaign システム・テーブル・データベースに対して、スクリプトの該当するバージョンを実行します。

次のタスク

データ同期のセットアップを続行してください。