Campaign の場合のみ: レポート・テーブルの作成およびデータ設定

SQL スクリプトを使用して、Campaign 用のレポート・テーブルを作成し、データを設定することができます。レポート・アプリケーションは、レポート・テーブルを使用して、レポート可能データを抽出します。

このタスクについて

Campaign 用のレポート・テーブルを作成してデータを設定するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. レポート・データベースを作成します。
  2. 前に生成して保存してある SQL スクリプトを見つけます。
  3. データベース管理ツールを使用して、構成するレポート・パッケージに該当するアプリケーション・データベースに対して適切なスクリプトを実行します。
  4. DB2® データベースを使用する Campaign の場合は、DB2 ヒープ・サイズを 10240 以上に増やします。デフォルトのヒープ・サイズは 2048 です。次のコマンドを使用して、ヒープ・サイズを増やします。
    db2 update db cfg for databasename using stmtheap 10240

    databasename は、Campaign データベースの名前です。

    ヒープ・サイズを増やすことで、ユーザーが収支サマリー・レポートのようなレポートの実行時にキャンペーンをすべて選択した場合でも、IBM® Cognos® が SQL エラー・メッセージを表示することがなくなります。

  5. Marketing Platform インストール・ディレクトリーの db/calendar サブディレクトリーで、データベース・タイプに合った ReportsCalendarPopulate スクリプトを見つけます。 ReportsCalendarPopulate スクリプトで、次のテーブルが作成されます。
    • UA_Calendar
    • UA_Time
  6. テーブル作成スクリプトを使用して作成した新規データベースで ReportsCalendarPopulate スクリプトを実行します。
  7. DB2 の場合のみ、以下のいずれかのタスクを実行します。
    • 次のコマンドを使用して、コマンド・プロンプトからスクリプトを実行します。
      db2 -td@ -vf ReportsCalendarPopulate_DB2.sql
    • DB2 クライアント・インターフェースを使用する場合は、「ステートメント終了文字」フィールドで終了文字を @ 文字に変更します。
  8. データベース管理ツールを使用して、新規テーブルに実稼働システム・データベースからの適切なデータを設定します。
    注: このステップでは、お客様所有のツールを使用する必要があります。SQL は SQL ジェネレーターでは生成されません。

次のタスク

データ同期のセットアップを続行してください。