自動ユーザー・アカウント作成による IBM Marketing SoftwareDigital Analytics の間のシングル・サインオンのセットアップ

この手順は、自動ユーザー・アカウント作成を使用して IBM® Marketing SoftwareDigital Analytics の間のシングル・サインオンをセットアップする際に使用します。

手順

  1. IBM Marketing SoftwareDigital Analytics との間でシングル・サインオンに使用する Digital Analytics クライアント ID を判別します。

    後のステップで必要となるので、このクライアント ID を控えておきます。

  2. 先ほどのステップで選択したクライアント ID に対するアクセス権を持つ管理ユーザーとして Digital Analytics にログインし、「管理」リンクをクリックしてから、「グローバル・ユーザー認証」ページに移動します。
    • 「IBM Enterprise Marketing Management 共有秘密鍵」フィールドに、このフィールドの横の指示に記されている規則に準拠した文字列を入力します。

      後のステップで必要になるので、この文字列を控えておきます。

    • 「自動ユーザー・アカウント作成」の下にある「有効」をクリックします。
    • 自動作成したすべてのユーザーを入れるユーザー・グループを選択します。

      このグループは、少なくとも以下の Web Analytics 権限がなければなりません。

      • 「ダッシュボード」>「標準ダッシュボードの表示」
      • 「レポート」>「サイト指標」
      • 「レポート」>「インサイト」
  3. 管理ユーザーとして IBM Marketing Software にログインし、「設定」>「ユーザー」ページに移動します。
  4. ユーザーを選択または新規作成し、以下のようにそのユーザー用にデータ・ソースを構成します。
    • 「データ・ソース」 - 名前を入力します。
    • 「データ・ソース・ログイン」 - ステップ 1 で控えたクライアント ID を入力します。
    • 「データ・ソース・パスワード」 - ステップ 2 で控えた共有秘密鍵を入力します。

    複数のパーティションがある場合、シングル・サインオンを使用させるユーザーが含まれているパーティションごとに、このタスクを実行する必要があります。

    または、このステップで platform_admin ユーザー・アカウントを使用することもできます。このユーザーはすべてのパーティションのメンバーであるため、すべてのパーティションでデータ・ソースを使用できます。

  5. Marketing Platform で、「設定」>「ユーザー・グループ」ページに移動し、以下を実行します。
    • 新規グループを作成し、そのグループに CMUser 役割を追加します。
    • シングル・サインオンを使用する各ユーザーを、そのグループのメンバーにします。

    複数のパーティションがある場合、シングル・サインオンを使用させるユーザーが含まれているパーティションごとに、このタスクを実行する必要があります。

  6. Marketing Platform で、「設定」>「構成」ページに移動し、以下のように構成プロパティーを設定します。
    表 1. Digital Analytics でシングル・サインオンを有効にするための構成プロパティー
    プロパティー
    Digital Analytics | IBM Digital Analytics を使用可能にする True
    Digital Analytics | 統合 | partitions | partition[n] | IBM Digital Analytics アカウントの Platform ユーザー ステップ 4 で使用した Marketing Platform ユーザー・アカウントのログイン名を入力します。
    Digital Analytics | 統合 | partitions | partition[n] | IBM Digital Analytics アカウントのデータ・ソース ステップ 4 で作成したデータ・ソースの名前を入力します。

    複数のパーティションがある場合、「Digital Analytics | 統合 | partition | partitionTemplate」を使用して、 シングル・サインオンを使用させるユーザーが含まれるパーティションごとに、一連の構成プロパティーを作成する必要があります。

    テンプレートを使用して作成するカテゴリー名は、対応する Campaign パーティションの名前と正確に一致しなければなりません。

  7. 自動アカウント作成をオーバーライドしたいユーザーに関しては、以下を実行します。
    • Marketing Platform で、「設定」>「ユーザー」ページに移動します。
    • ユーザーの Digital Analytics ログイン名を、ユーザーの詳細ページにある「Digital Analytics ユーザー名」フィールドに入力します。

    このフィールドが有効なのは、Digital Analytics アカウントを既に持っているユーザーのみです。

    注: このログイン名のアカウントが Digital Analytics に存在しない場合には、ユーザーの Marketing Platform ログイン名ではなく、ここで入力した名前でユーザーのアカウントが作成されます。
  8. Digital Analytics でシングル・サインオンを行うために Web アプリケーション・サーバーを構成します。