スケジュール管理

「設定」>「スケジュール管理」ページから、すべてのスケジュールを管理できます。スケジュールを管理するには、Marketing Platform での「スケジュール済みタスクの管理」ページの権限が必要です。

「スケジュールされたタスク」ページには、以下のタブがあります。

スケジュールおよびパーティション

マルチパーティション環境では、自分が所属するパーティション内で作成されたスケジュールのみが表示されます。ただし、PlatformAdminRole 役割を持っている場合は、すべてのパーティションのすべてのスケジュールされた実行を表示することができます。

不明ステータス

ステータスが「不明」の実行が多数表示される場合、「設定」>「構成」ページで 「IBM Marketing Platform | スケジューラー | 最大不明ステータス・ポーリング・カウント」プロパティーを設定することにより、スケジューラーのポーリング頻度を調整することができます。このプロパティーは、「不明」ステータスを報告する前に実行のステータスをスケジューラーがチェックする回数を指定します。

不明なステータスは、Marketing Platform がジョブがまだ実行中か、完了したか、または失敗したかどうかを判別できないことを示しています。

組織に多数のスケジュール済みジョブが存在する場合、ポーリング頻度を増やすと、パフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。

スケジュール・リスト・フィルター

「実行」タブおよび「スケジュール」タブでは、スケジュール・リストをフィルタリングできます。

リストの右上にあるボックスにテキストを入力してクイック・フィルターを実行できます。これにより、リスト内のすべての列の値と検索語が比較されます。検索ストリングを含む列がある場合は、そのスケジュールまたは実行が検索結果に含められます。

拡張検索では、「スケジュール・リスト・フィルターの編集」をクリックし、表示されたウィンドウで、リストに含まれるスケジュールまたは実行の属性について評価する条件を設定することができます。

複数のスケジュールの有効化と無効化 (フィックスパック 10.0.0.1 の場合のみ)

Marketing Platform フィックスパック 10.0.0.1 を適用した場合は、「スケジュール」タブで複数のスケジュールを選択し、リスト上部の「無効化」または「有効化」ボタンをクリックして無効または有効にすることができます。

この無効化と有効化の一括機能を、無効/有効にするスケジュールのリストを取得するフィルターと一緒に使用することができます。例えば、スケジュールを作成したときに検索タグを追加した場合は、リストをフィルタリングして、特定のタグを持つスケジュールのみを表示できます。そして、それらのスケジュールをすべて選択し、シングルクリックで無効または有効にすることができます。

スケジュールされたタスクを無効にした場合に、その無効にしたタスクのトリガーに依存するスケジュールは無効になりません。ただし、トリガーを受け取らないので実行されることはありません。