IBM Cognos システムへのレポート・モデルと統合コンポーネントのインストール

IBM® Cognos® システムに、レポート・モデルおよび統合コンポーネントをインストールする必要があります。Cognos のインストール環境が分散環境の中にある場合は、Cognos をインストールしたサーバーにレポート・パッケージをインストールする必要があります。

始める前に

重要: IBM DB2 に eMessage レポート・パックをインストールする場合、eMessage レポートの適用を開始する前に、以下の値を設定していることを確認してください。
db2set DB2_COMPATIBILITY_VECTOR=ORA

このタスクについて

レポート・パックをインストールするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. Cognos Content Manager がインストールされているサーバーで、単一のディレクトリーに以下の IBM Marketing Software インストーラーを配置します。
    • IBM Marketing Software マスター・インストーラー
    • Marketing Platform
    • レポート・パック・インストーラーまたはレポート作成機能を実装する製品のインストーラー
  2. IBM Marketing Software マスター・インストーラーを実行します。インストールする Marketing Platform、およびレポート・パッケージを選択します。
  3. プロンプトに従い、Marketing Platform システム・テーブル・データベースの接続情報を入力します。 Marketing Platform インストーラーが起動し、「プラットフォーム・インストール・コンポーネント (Platform Installation Components)」ウィンドウが表示されます。
  4. 「Reports for IBM Cognos 11 BI」オプションを選択し、その他のオプションは選択を外します。 JDBC ドライバーのパスを入力するためのプロンプトが、Marketing Platform インストーラーにより表示されます。
  5. Cognos システムにコピーした JDBC ドライバーの完全修飾パスを入力します。 IBM Cognos のインストール場所を入力するためのプロンプトが、Marketing Platform インストーラーにより表示されます。
  6. IBM Cognos インストール環境の最上位ディレクトリーを入力または参照します。

    このフィールドで提供されるデフォルト値は、ご使用の IBM Cognos システムの実際のファイル構造に基づかない静的な値です。

    レポート・パック・インストーラーにより、インストール・オプションが表示されます。
  7. インストール・オプションの「Product Reports Package」を選択し、レポート・スキーマのオプションの選択を外します。

    このオプションは、レポート・アーカイブを Cognos コンピューターにコピーします。後ほど、このアーカイブをインポートする必要があります。