Interact Message Connector について

Interact Message Connector を使用することで、E メール・メッセージや他の電子メディアで IBM® Interact を呼び出し、オープン時、および顧客が指定サイトにリンクされているメッセージをクリックスルーしたときに、パーソナライズされたオファーを提示することができます。これは 2 つのキー・タグを使用して行われます。1 つは、オープン時にパーソナライズされたオファーをロードするイメージ・タグ (IMG) で、もう 1 つはクリックスルーに関する情報を取得し、特定のランディング・ページに顧客をリダイレクトするリンク・タグ (A) です。

以下の例には、マーケティング・スポット (E メール・メッセージなど) に含まれる可能性がある HTML コードがいくつか示されています。このマーケティング・スポットには、IMG タグ URL (文書が開いたときに情報を Interact サーバーに渡し、返された適切なオファー・イメージを取得する) と、A タグ URL (クリックスルー時に Interact サーバーに渡す情報を決定する) の両方が含まれます。

<a href="http://www.example.com/MessageConnector/offerClickthru.jsp?msgId=1234&linkId=1&userid=1&referral=test"><img src="http:// www.example.com/MessageConnector/offerImage.jsp?msgId=1234&linkId=1&userid=1&incomeLevel=5&incomeType=numeric"/></a>
次の例では、IMG タグが A タグで囲まれているため、以下のような動作になります。
  1. E メール・メッセージを開くと、Message Connector は IMG タグ内のエンコードされた情報(このメッセージの msgIDlinkID 、およびユーザー ID、所得水準、所得タイプを含む顧客パラメーター) を含む要求を受け取ります。
  2. この情報は、API 呼び出しを通じて、Interact ランタイム・サーバーに渡されます。
  3. ランタイム・サーバーはオファーを Message Connector に戻します。Message Connector は、オファー・イメージの URL を取得し、その URL (追加パラメーターを含む) を指定して、そのオファー URL にイメージ要求をリダイレクトします。
  4. オファーはイメージとして顧客に示されます。

その時点で、顧客はそのイメージをクリックして、なんらかの方法でオファーに応える可能性があります。A タグとその指定された HREF 属性 (宛先 URL を指定する) を使用してクリックスルーした場合、そのオファーの URL にリンクされたランディング・ページの別の要求が Message Connector に送られます。その後、顧客のブラウザーはオファーに構成されているランディング・ページにリダイレクトされます。

クリックスルー A タグは厳密には必要ではないことに注意してください。オファーは、顧客が印刷するクーポンなどのイメージのみで構成される場合があります。