グローバル・オファー・テーブル

グローバル・オファー・テーブルがプロファイル・データベースに存在している必要があります。プロファイル・データベースに対して aci_usrtab SQL スクリプトを実行することにより、グローバル・オファー・テーブル、UACI_DefaultOffers を作成できます。

aci_usrtab SQL スクリプトは、ランタイム環境のインストール・ディレクトリーの ddl ディレクトリーにあります。

各行に AudienceLevel フィールドおよび OfferCode1 フィールドを定義する必要があります。その他のフィールドは、オファーの割り当てをさらに制約したり、オーディエンス・レベルでの組み込み学習に影響を与えたりするオプションです。

最良のパフォーマンスを得るには、このテーブルのオーディエンス・レベル列でインデックスを作成してください。

名前 タイプ 説明
オーディエンス・レベル varchar(64) (必須) デフォルトのオファーを割り当てるオーディエンス・レベルの名前 (例えば、customerhousehold)。この名前は、Campaign で定義されているオーディエンス・レベルと一致する必要があります。

OfferCode1

varchar(64)

(必須) デフォルトのオファーに対するオファー・コード。オファー・コードが複数のフィールドから構成されている場合、追加の列、例えば OfferCode2 などを追加できます。

グローバル・オファーの割り当てを指定するためにこのオファーを追加している場合は、このオファーを UACI_ICBatchOffers テーブルに追加する必要があります。

スコア float このオファーの割り当てに対するマーケティング・スコアを定義するための数値。

タイプ ID を上書きする

int

1 に設定されている場合、オファーがオファーの候補リストに存在しなければ、このオファーに対してスコア・データを使用するだけでなく、このオファーをリストに追加します。通常、グローバル・オファーの割り当てを指定するには 1 を使用します。

0null、または 1 以外の数に設定されている場合、オファーがオファーの候補リストに存在する場合にのみオファーに対してデータを使用します。多くの場合、処理ルールまたは個別の割り当てによって、この設定はオーバーライドされます。

述語

varchar(4000)

処理ルールの拡張オプションに関して、この列に式を入力できます。処理ルールの拡張オプションを書き込むときに使用可能な変数およびマクロと同じものを使用できます。この列の動作は、EnableStateID 列の値によって異なります。

  • EnableStateID2 の場合、この列は処理ルールの拡張オプションの「次の式が TRUE の場合は、このルールを対象と見なす」オプションと同じように機能し、このオファーの割り当てが制約されます。この列にはブール式が含まれる必要があり、このオファーが組み込まれるために TRUE に解決される必要があります。

    誤って、数値に解決される式を定義した場合、ゼロ以外の数値は TRUE と見なされ、ゼロは FALSE と見なされます。

  • EnableStateID3 の場合、この列は処理ルールの拡張オプションの「次の式をマーケティング・スコアとして使用する」オプションと同じように機能し、このオファーが制約されます。この列には、数値に解決される式が含まれる必要があります。
  • EnableStateID1 の場合、Interact ではこの列の値は無視されます。
FinalScore float 返されるオファーの最終リストを順序付けるために使用する最終スコアをオーバーライドする数値。この列は、組み込み学習モジュールを有効にしている場合に使用されます。この列を使用する独自の学習を実装できます。

セル・コード

varchar(64)

このデフォルトのオファーを割り当てるデプロイ済み対話式セグメントに対するセル・コード。セル・コードが複数のフィールドから構成されている場合、別の列を追加できます。

OverrideTypeID が 0 または null の場合、セル・コードを指定する必要があります。セル・コードが含まれない場合、ランタイム環境ではこの行のデータは無視されます。

OverrideTypeID が 1 の場合、この列にセル・コードを指定する必要はありません。セル・コードを指定しない場合、ランタイム環境では、レポート目的でこのオーディエンス・レベルおよびテーブルに対して DefaultCellCode プロパティーで定義されたセル・コードが使用されます。

ゾーン varchar(64) このオファーの割り当てを適用するゾーンの名前。NULL の場合、これはすべてのゾーンに適用されます。

状態 ID を有効にする

int

この列の値は Predicate 列の動作を定義します。

  • 1 - Predicate 列を使用しません。
  • 2 - オファーをフィルターに掛けるブールとして Predicate を使用します。処理ルールの「次の式が TRUE の場合は、このルールを対象と見なす」拡張オプションと同じルールに従います。
  • 3 - マーケティング担当者のスコアを定義するために Predicate を使用します。処理ルールの「次の式をマーケティング・スコアとして使用する」拡張オプションと同じルールに従います。

この列が NULL であるまたは 2 と 3 以外の値である行では、Predicate 列は無視されます。

LikelihoodScore float この列は組み込み学習に影響を与えるためにのみ使用されます。aci_scoringfeature DDL を使用するとこの列を追加できます。
AdjExploreScore float この列は組み込み学習に影響を与えるためにのみ使用されます。aci_scoringfeature DDL を使用するとこの列を追加できます。
非表示数 int このフィールドは排他的なオファー非表示用です。このフィールドは「方法」ページに配置されます。ルールの「詳細方法オプション」の「非表示数」を保存すると、この列の「非表示数」の値が更新されます。デフォルトではこの値は 0 です。
最大スコア int デフォルトではこの値は false(0) で、方法のルールに「最大スコア」を選択して方法を保存すると、この値は true(1) になります。