IBM Interact 学習テーブル
IBM® Interact 設計サーバーをインストールしたら、学習サービスを実行するために Interact が必要とするテーブルをデータ・ソース内にセットアップする SQL スクリプトも実行します。本書は、学習テーブルの構造と内容について記載したデータ辞書として使用できます。
UACI_OfferTxAll
このテーブルは、オファー・レベルで学習サービスによって収集されるサマリー・レベル統計のステージング領域として機能します。バックグラウンドの集約機能プロセスによって、このテーブルのデータをマージしたものが UACI_OfferStatsAll テーブルに挿入され、処理済みの行が UACI_OfferTxAll から削除されます。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
---|---|---|---|---|
SeqNum | INT64 | 偽 | このテーブルのレコードの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
OfferID | INT64 | 真 | オファーの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
AcceptCount | INT32 | 真 | 最後の挿入以降に行われた、このオファーの承認の総数。 | |
PresentCount | INT32 | 真 | 最後の挿入以降に行われた、このオファーの提示 (コンタクト) の総数。 | |
LogTime | DATETIME | 真 | このレコードがこのテーブルに追加されたときのタイム・スタンプ。 |
UACI_AttributeValue
このテーブルには、システムが現在学習中のすべての属性値が保管されます。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
---|---|---|---|---|
AttributeName | VARCHAR | 128 | 偽 | 組み込み学習アルゴリズムの学習対象となる属性の名前。有効なデータベース列名でなければなりません。 |
AttributeValue | VARCHAR | 128 | 偽 | 組み込み学習アルゴリズムの学習対象となる属性の有効な値。 |
AttributeType | INT32 | 偽 | AttributeValue のデータ型 (0:数値、1:ストリング)。 |
UACI_OfferStatsLck
このテーブルは、複数の学習集約機能プロセスが同時に実行されないようにする mutex として機能します。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
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LastMergeTimeStamp | DATETIME | 偽 | このフィールドは、学習集約機能が最後に正常に実行された時刻を表します。 | |
LastTxId | INT64 | 偽 | これは、集約機能プロセスによって処理された TX テーブルの最後の seqNum を表します。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
CurrentTableName | VARCHAR | 100 | 偽 | ステージング・オファー統計データが保持されているテーブルの名前。UACI_OfferStatsTx または UACI_OfferStatsTx_2 のいずれかです。 |
PrevTableName | VARCHAR | 100 | 偽 | ステージング・オファー統計データが保持されていないテーブルの名前。UACI_OfferStatsTx_2 または UACI_OfferStatsTx のいずれかです。 |
UACI_OfferStats
このテーブルには、後にナイーブ・ベイズ・アルゴリズムへの入力となる属性値ごとのオファー統計が保管されます。またレポートでは、このテーブルに基づいて承認の可能性が表示されます。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
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OfferID | INT64 | 偽 | オファーの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
AttributeName | VARCHAR | 128 | 偽 | このレコードが表す属性の名前。有効なデータベース列名でなければなりません。 |
AttributeValue | VARCHAR | 128 | 偽 | このレコードが表す属性の値/インスタンスを含む有効なストリング。 |
AcceptCount | INT64 | 真 | 属性値が付与されたこのオファーの承認の総数。 | |
PresentCount | INT64 | 真 | 属性値が付与されたこのオファーの提示の総数。 | |
AttributeType | INT32 | 偽 | AttributeValue のデータ型 (0:数値、1:ストリング)。 | |
AcceptRWA | FLOAT | 真 | RWA 構成を使用する、このオファーの承認の割合。 | |
RejectRWA | FLOAT | 真 | RWA 構成を使用する、このオファーの拒否の割合。 | |
予測可能性 | INT32 | 真 | このレコードの統計が予測に役立つかどうかを示すフラグ。0 は、予測に役立ちません。1 は、予測に役立ちます。この値は、集約機能が実行されるたびに更新されます。 | |
startTime | INT32 | 偽 | startTime は各 OfferID の最初の最新時刻までの時間の計算に使用されます。このフィールドは学習バージョンが V2 のときに入力されます。 |
UACI_OfferStatsTx
これは、学習サービスがコンタクトおよびレスポンスの発生を記録するステージング・テーブルです。このテーブルには集約情報は保管されません。ここにある情報は、バックグラウンド・スレッドによって処理され、処理済みの行は削除されます。ここにあるデータを使用して、最終的なテーブル UACI_OfferStats が更新されます。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
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SeqNum | INT64 | このテーブルのレコードの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | ||
OfferID | INT64 | 真 | オファーの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
AttributeName | VARCHAR | 128 | 真 | このレコードが表す属性の名前。有効なデータベース列名でなければなりません。 |
AttributeValue | VARCHAR | 128 | 真 | このレコードが表す属性の値/インスタンス。 |
AcceptCount | INT32 | 真 | このテーブルへの最後の挿入以降に行われた、属性値が付与されたこのオファーの承認の総数。 | |
PresentCount | INT32 | 真 | このテーブルへの最後の挿入以降に行われた、属性値が付与されたこのオファーの提示の総数。 | |
LogTime | DATETIME | 真 | このレコードがこのテーブルに追加されたときのタイム・スタンプ。 | |
AttributeType | INT32 | 真 | 属性値のデータ型 (0:数値、1:ストリング)。 |
UACI_OfferStatsTx_2
これは、学習サービスがコンタクトおよびレスポンスの発生を記録するステージング・テーブルです。このテーブルの構造は、UACI_OfferStatsTx とまったく同じであり、この 2 つのテーブルは選択的に、テージング・データを保持するために使用されます。なお、このテーブルにデータが記録されるのは、組み込み学習バージョン 2 が Interact 構成で選択されている場合に限られます。
UACI_OfferStatsTx_Syn は、UACI_OfferStatsTx または UACI_OfferStatsTx_2 のいずれかを指すシノニムであり、学習ステージング・データを保持するためのターゲットとして使用されます。i_uaciofferstatstx UACI_OFFERSTATSTX OFFERID ATTRIBUTENAME ATTRIBUTEVALUE
UACI_OfferStatsAll
このテーブルには、オファー・レベルのサマリー学習統計が保管されます。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
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OfferID | INT64 | 偽 | オファーの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
AcceptRWA | FLOAT | 偽 | 承認に関するすべての属性にわたる RWA 全体の平均。 | |
AcceptCount | INT64 | 真 | 承認に関するすべての属性にわたる全体のカウント。 | |
PresentCount | INT64 | 真 | 提示に関するすべての属性にわたる全体のカウント。 | |
startTime | INT32 | 偽 | startTime は各 OfferID の最初の最新時刻までの時間の計算に使用されます。このフィールドは学習バージョンが V2 のときに入力されます。 |
UACI_LRNTAB_Ver
現行のインストール済み学習テーブルのバージョン情報が保管されます。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
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VersionID | INT64 | 偽 | 1 次キー。バージョン・テーブルの固有 ID。生成値の internalIDLowerLimit 構成パラメーター値から internalIDUpperLimit 構成パラメーター値までの範囲内の、グローバルに一意の正整数でなければなりません。 | |
VersionNumber | VARCHAR | 50 | 偽 | フル・バージョン (メジャー、マイナー、点、およびビルド) |
パラメーター | VARCHAR | 255 | 真 | オプション・パラメーター。このストリング値は、現在は使用されていませんが、将来使用するために確保されています。 |
CreateDate | DATETIME | 偽 | Interact 学習テーブルがインストールされた日付。 |
UACI_AttributeList
「配列を使用した学習」機能をサポートするための、属性のリストとそれに対応する列情報が保管されています。ここに指定された列の内容により、システムが学習する値を検索する場所が決定します (これに対し、構成内に属性をハードコーディングする方法もあります)。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
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AttributeName | VARCHAR | 64 | 偽 | このレコードが表す属性の名前。 |
AttributeNameCol | VARCHAR | 64 | 偽 | 学習する属性名のインスタンスを含む列への完全修飾パス。 |
AttributeValCol | VARCHAR | 64 | 偽 | 学習する属性値のインスタンスを含む列への完全修飾パス。 |
UACI_LearningAttributeHist
このテーブルは学習属性とその値の履歴を記録します。
フィールド | タイプ | 長さ | NULL かどうか | 説明 |
RecordTime | BIGINT | 偽 | 一次キー。このレコードが発生したタイム・スタンプ (yyyyMMddhhmm 形式) | |
AttrName | VARCHAR | 100 | 偽 | 一次キー。属性の名前 |
StringValue | VARCHAR | 512 | 真 | 属性の値 (string 型の場合) |
NumericValue | DOUBLE | 真 | 属性の値 (numeric 型の場合) | |
DateValue | TIMESTAMP | 真 | 属性の値 (date 型の場合) | |
件数 | INT | 偽 | 以前の常設以降にこの値が発生した数 |